Fairlightは、映像編集と完全に統合された、世界初かつ世界唯一のオーディオポストプロダクションソフトウェアです。つまり、音響編集と映像編集をワンクリックで切り替えられます!Fairlightページは、新しいユーザーでも直感的かつ簡単に使用方法を学ぶことができ、1000トラックを超える大掛かりなプロジェクトを扱うプロにとっても、十分なパワーと速度を備えています。サウンドトラックの収録、編集、ミキシング、台詞置き換え、サウンドのクリーンアップ、修復、EQ、ダイナミクス処理、マスタリング用のプロ仕様ツールを数十種類搭載しており、ステレオやサラウンドサウンドから最新のイマーシブ3Dオーディオまで、あらゆるフォーマットに対応しています。
Fairlightページは、初めてFairlightを使用するビデオエディターにとっても、ProToolsからDaVinci Resolveに移行するユーザーにとっても、あるいは大型コンソールで作業を行うサウンドエンジニアにとっても、必要なツールをすべて搭載しています。ビデオエディターにとっては、エディットページと同様の使い慣れた矢印と選択ツールを使用できるため、Fairlightを簡単に使い始めることができます。ProToolsやその他のDAWから移行してきたユーザーにとっては、マウスベースのスマートな編集ツールとカスタマイズ可能なキーボードショートカットにより、今まで以上に高速に音響編集を行えます。さらに作業速度を上げるには、Fairlight Desktop Console、またはカスタマイズ可能な2、3、4、5ベイのコンソールを追加することで、規模の大きい映画やテレビ、CMに対応できます。
多機能の編集選択ツールは、マウスとキーボードを使った音響編集をスピーディに実行できるように作られています。再生中や録音中にも使用できるため、聴きながら問題を修正できます!編集選択ツールは、クリックする場所に応じて自動的に機能が切り替わるため、作業が高速化します。矢印とマーキーツールを組み合わせる新しい方法で、編集を選択できます。クリップの下半分をクリックするとクリップの選択または移動、上半分で編集点の設定、またはドラッグして特定の範囲を選択できます。また、独自のキーボードショートカットにカスタマイズ可能な音響編集コマンドが数十種類、新たに搭載されました。再生ヘッドは選択したクリップにスナップするため、再生ヘッドを手動で動かす必要なく再生を開始できます。
タイムラインの各クリップには、それぞれ専用のボリューム、パン、ピッチ、4バンドのパラメトリックEQコントロールがあります。クリップの両端にはフェードハンドルがあり、フェードインとフェードアウトをすばやく追加できます。クリップの音量は、クリップの中央のレベルバーを上下に動かすことで調整できます。音量を徐々に変えるには、キーボードの「Option」キーを押しながらクリックしてキーフレームを追加し、ドラッグしてレベルを調整します。波形はリアルタイムで更新されます。クリップのインスペクタには、レベルスライダー、パン、ピッチ調整、EQ設定も搭載されています。レベルは、クリップを右クリックすると表示されるノーマライズコマンドでも設定できます。この方法を用いると、タイムラインのクリップを特定のレベルにすばやく設定できます。
Fairlightオーディオタイムラインでは、ひとつのビューでクリップおよび波形の編集を行うため、音響編集中にウィンドウを切り替える必要はありません。エディットページと同様に、選択矢印を使用して、クリップの並べ替え、尺の調整、フェードの追加、レベルの調整を実行できます。波形を編集する際は、トラックを最大限までズームすると、波形をオーディオサンプル単位で表示できます!ズームするほど、打音や破裂音などの問題が見つけやすくなります。最大までズームすると、ポインターが鉛筆ツールに変わり、波形を描き直したり、新しい波形を描いたりして、不要なサウンドを除去できます!ズームアウトすると、波形に行なった変更が自動的にリアルタイムで更新されます。
Fairlightオーディオページは、プロ仕様のミキサーを搭載しています。このミキサーには、タイムラインの各トラックおよびバスに対応するチャンネルストリップが表示されます。すべてのチャンネルストリップは、レベル調整用のフェーダー、ステレオおよび3Dパン、プラグイン追加用の6つのエフェクトスロットに加え、ダイナミクスと6バンドのパラメトリックEQを搭載しています。ミックスしながら音量を変えたり、徐々に変更させたものをオートメーションに記録できます。ツールバーのオートメーションボタンを押し、タッチコントロールをラッチに設定し、ツールバーの「有効」ボタンから記録したいパラメーターを選びます。オートメーションの記録中は、再生ではアクティブなフェーダーが赤に変わり、完了すると緑に変わります。
各トラックはリアルタイムEQとダイナミクス処理に対応しており、スイートニングやミックスの微調整を行えます。これらは、6つのリアルタイム・トラックエフェクトに加えて対応している機能です。これにより、一般的なDAWソフトウェアと比べて、Fairlightは遥かにパワフルなソリューションとなっています。ミキサーでチャンネルストリップのEQをダブルクリックし、6バンドのパラメトリックEQを開きます。グラフィックコントロールとノブを使用して、EQの適用と様々な音域のフィルタリングが実行できます。ダイナミクスをクリックすると、エクスパンダー、ゲート、コンプレッサー、リミッターなどのダイナミクス処理を含むウィンドウが表示されます。これらのインタラクティブなコントロールを使用することで、トラックのスイートニングやプリセットの保存だけでなく、他のトラックから設定をコピーすることも可能です。
FairlightのEQ
Fairlightページは、サウンドのクリーンアップと修復用のFairlightFXプラグインを搭載しています。FairlightFXはエフェクトライブラリにあり、画面左上のアイコンをクリックして開きます。ここには、気になる歯擦音を低減できる「ディエッサー」、ハム音を除去できる「デハマー」、「ノイズ除去」などのプラグインが搭載されています。クリップにプラグインをドラッグすると、ウィンドウが開くので調整できます。ノイズ除去プラグインは、選択したクリップにノイズがあるか自動的に検出できます。また、ノイズを選択して「分析」をクリックすると、プラグインはそれがノイズであることを記憶します。そのノイズにマッチするものがあれば、クリップから除去されます!クリップには必要な数だけ、各トラックには6つまでのプラグインを追加可能です。
Fairlightのノイズ除去
DaVinci Resolveでは、外部のサウンドライブラリにFairlightオーディオページから直接アクセスできるため、アプリケーションから出る必要はありません!画面左上のサウンドライブラリのアイコンをクリックすると検索ウィンドウが開きます。必要なサウンドを検索し、使用したい部分をマークし、オーディションボタンを押すと、タイムラインで試すことができます。映像にぴったりのサウンドが見つかるまで、オーディオクリップのオーディションは繰り返せます。タイムラインでクリップを試した後、それを使用する場合は確定ボタンを押し、除去して別のオーディオクリップを試す場合はキャンセルボタンを押します。また、同期ボタンも搭載されているため、サウンドエフェクト波形のあらゆる部分を、タイムラインの再生ヘッドがある位置に同期できます。
Fairlightページでは、シンプルなボイスオーバーからフルオーケストラの録音まで、多様なレベルの作業が可能です!録音を開始するには、ミキサー上部で任意のトラックの入力ボタンをクリックし、ドロップダウンメニューから入力を選択します。次に、マイクまたは入力デバイスを選択して「パッチ」をクリックします。トラックヘッダーまたはミキサーの「R」ボタンをクリックしてトラックをアームし、ツールバーの録音ボタンをクリックします。録音を停止するには、キーボードのスペースバーを押します。タイムラインの選択されたトラックに、新しい録音が追加されます。別のテイクを録音すると、同じトラックの別のレイヤーに追加されます。オーディオトラックのレイヤーは「表示」メニューで表示できます。
映画やテレビの会話音声は、多くの場合、スタジオでの収録後に再収録されます。セットでの録音はノイズが多かったり、クリアでない場合があります。また、監督が俳優の演技に納得していないことも再収録の理由となり得ます。Fairlightは、プロ仕様の自動台詞置き換え(ADR)ツールを搭載しているため、別のアプリケーションを使用する必要はありません。画面上部の「ADR」ボタンをクリックし、セットアップパネルを使用して、録音やビジュアルキューに関する設定を行えます。録音キューおよびビジュアルキューのオプションには、ビープ音、カウントダウン、テキスト、ストリーマーなどがあります。キューは「リスト」タブで作成でき、登場人物名や台詞などを追加できます。設定が終わったら、「録音」タブでキューを選択して収録を開始します。テイクは複数録音でき、お気に入りをマークすることもできます。
エラスティックウェーブを使用したリタイム処理では、タイムラインのクリップの長さを、ピッチを変更せずに延長できます。これにより、ボイスオーバーを簡単にリタイムでき、サウンドエフェクトを映像にマッチさせることも可能です。エラスティックウェーブによるリタイム処理は、ADRのテイクとビデオを同期させるためにも使用でき、会話音声と映像で完璧なリップシンクが得られます。クリップを右クリックして「エラスティックウェーブ」を選択すると、リタイムコントロールが表示されます。クリップの右端をドラッグすると波形全体が伸びます。または「Command」を押しながらクリックしてキーフレームを追加し、個別のセクションを調整することも可能です。「Command」を押しながらキーフレームをドラッグすると、場所を移動させることなく、隣にある波形を伸ばせます。しかし、最も重要なのは、オーディオのピッチが変わらないことです!
オーディオレイヤーでは、複数のテイクから部分的に取った台詞をミックスして、1つのシームレスな台詞としてつなぎ合わせることも簡単です。「表示」メニューで「オーディオトラックレイヤーを表示」を選択してオンにします。テイクをすばやく分割して、トップレイヤーに最も良い部分を並べ、クロスフェードを追加して、台詞を組み立てられます。また、トラックレイヤーは、別のテイクからの言葉や台詞への置き換えにも使用できます。レイヤーをドラッグすると、半透明の波形のゴーストが表示されるため、レイヤーを完璧に配置できます。レイヤーはトラックに別バージョンを作成する目的でも使用できます。サウンドエフェクト、音楽、会話のテイクなど、様々なオーディオで複数のバージョンを作成できます。オーディオレイヤーを使用することで、異なる組み合わせのサウンドを非破壊的に試すことができます!
ダッキングとは、会話中に音楽トラックのボリュームを下げ、会話が終わったら上げるテクニックです。Fairlightでは、サイドチェイン・コンプレッションを用いてダッキングを自動化できます。この処理では、ダッキングでボリュームを下げる量を、他のトラックの信号に基づいて自動的に制御できます。これにより、ダッキングの対象となるトラックのボリュームは、他のトラックのボリュームに応じて、ユーザー設定に従って調整されます。音楽トラックのダイナミクスウィンドウを開き、コンプレッサーコントロールを有効にして、サイドチェインソースに会話トラックを選択します。しきい値とレシオを変更すると、会話音声のボリュームに応じて音量を下げる度合いを変更できます。これで、会話中に音楽のレベルが自動的に下がります!
足音、衣擦れの音、シーン内のオブジェクトが起こす音などのフォーリーサウンドは、スクリーン上の世界での登場人物の動作をよりリアルにします。Fairlightページでは、タイムラインにフォーリーを追加する方法が複数あります。Fairlight Sound Libraryをインストールすると、フォーリーサウンドエフェクトを直接タイムラインに編集できます。また、自動台詞置き換え(ADR)ツールを使用して様々なキューを設定し、オリジナルのコンテンツをトラックに直接録音することも可能です。DaVinci Resolve Studioでは、フォーリーサンプラーのプラグインを使用できます。フォーリーサンプラーを使用すると、キーボードやドラムパッドにサウンドを割り当て、ビデオを見ながらリアルタイムで演奏・録音できます。
DaVinci Resolveでは、ニーズに合わせて、多数の方法でサウンドトラックを書き出すことができます。完成したビデオをシンプルなステレオミックス付きで書き出したい場合は、エディットページに切り替えて、「ファイル」メニューでクイックエクスポートを選択します。より多くの書き出しオプションを指定したい場合は、デリバーページに切り替えます。デリバーページには様々なプリセットがあり、ビデオ書き出しのカスタマイズやオーディオのみの書き出しなどが可能です。「オーディオ」設定では、レンダリングするオーディオフォーマット、バス、トラックを選択できます。DaVinci ResolveのFairlightページは、極めて豊富なマスタリングおよびサウンドフィニッシングのオプションを搭載しています。出力は、モノまたはステレオ、あるいはイマーシブ5.1、7.1、22.2から選択できます。また、最新の3Dオーディオフォーマットにも対応しています。これらはすべて、同じプロジェクトで実行できます!
Fairlightオーディオページは、慣れ親しんだ直感的なインターフェースに、数百種類のオーディオポストプロダクション用のプロ仕様ツールを搭載しています。これらはスピードを重視しており、映像の編集と完全に統合します。基礎から一歩出て、さらに複雑な作業を行うには、高度な同期ツール、イマーシブ3Dミキシングおよびマスタリング、サードパーティ製プラグインのサポート、バウンシング、ラウドネスモニタリング、完全なオートメーション、カスタマイズ可能なオプションなどが使用できます。Fairlightは、最新の超低遅延オーディオエンジンを搭載しており、膨大な数のトラックを扱え、高度なバスを使用することでミキシングを簡素化でき、チャンネルマッピングを簡単に実行でき、同一プロジェクトで複数フォーマットのマスタリングが実行できる唯一のDAWソフトウェアです。
Fairlight Audio Coreは高性能の次世代オーディオエンジン。他のシステムでは不可能な数のトラックやリアルタイムエフェクトを扱えるように設計されています。完全にスケーラブルなハイブリッドエンジンで、最新のマルチコアとマルチスレッドプロセッサーに対応しています。また、Fairlight Audio Acceleratorカードもサポートしているので、さらにパフォーマンスを向上できます!Fairlight Audio Coreは、作業負荷をシステムのコア、スレッド、オーディオカード間で分散します。例えば、ミキシングにはFairlight Audio Acceleratorカード、プラグインの処理にはCPUを使用します。Fairlight Audio Coreは、作業負荷をインテリジェントに管理し、処理能力を必要な場所に割り当てる、超低遅延の次世代オーディオエンジンです。
DaVinci ResolveにFairlight Audio CoreとFairlight PCIe Audio Acceleratorカードを組み合わせることで、最大2000トラックでリアルタイムエフェクトを使用できます。すべてを1つのシステム内で実行できます!これは、不要な遅延を生じさせることなく、サウンド素材を必要に応じたトラック数に分割できることを意味します。Fairlightは、6バンドのパラメトリックEQとダイナミクス処理、さらに6つのリアルタイムプラグインを、各トラックに搭載しています。これは、規模の大きなプロジェクトを扱うユーザーにとっては画期的な機能です。これまでのシステムは、複数のスレーブコンピューターでプロジェクトを部分的に処理し、再生を同期していました。しかし、DaVinci Resolveではそれらすべてを1つのシステム内で実行できます!
FlexBusは極めて柔軟なオーディオバスおよびルーティングシステムです。固定のAux、サブ、メインバスとは異なり、FlexBusは最大36チャンネルの多目的バスを提供します。これにより、各トラックのポストフェーダー情報を、最大20セットのバス(各セットに最大3バスで計60の送信先)に送信できます。トラックだけでなく、バス自体を最大20セットのバスに送信することも可能。多数のトラックと広範なプラグイン処理を、すべてのチャンネルとバスで管理できます。FlexBusは、カスケード式のバス、広範なプラグイン処理、完璧な同期、1つのプロジェクトからの複数フォーマットでの書き出しをサポートしており、大規模なプロジェクトを作成できます。
オートメーションツールでは、ほぼすべてのコントロール設定またはエフェクトを徐々に変更するよう記録して、再生中に自動的に調整できます。ツールバーのオートメーションアイコンをクリックしてコントロールを表示し、設定を選択して、自動化したいパラメーターを有効にします。トラックヘッダーのドロップダウンメニューでは、タイムラインで異なるパラメーターカーブを表示できるため、オートメーションをグラフィックを使用して編集できます。Fairlightメニューには、オートメーションを編集する、さらなるオプションが搭載されています。ツールバーのプレビューボタンでは、データを実際に書くことなく、新しいオートメーションを試すことができます。変更を確定したい場合はオフにします。また、タイムラインでメインとバストラックを確認でき、オートメーションデータをグラフィックで編集できます!
ミキシング中のラウドネスをモニタリングする方法は3通りあります。ラウドネスメーターはモニタリングパネルの右側にあり、プログラムのラウドネスを簡単に確認できます。オプションメニューをクリックすると、メーターの測定基準を選択できます。メーターの色は、選択した基準内のレベルである場合は青で、許容範囲内は黄、それを超えると赤に変わります。オートメーションコントロールが有効の際は、タイムラインのメインバス用のラウドネスグラフも使用できます。ラウドネスグラフはライブで更新されるので、問題が生じている箇所を的確に把握して、必要に応じて対処できます。さらに、任意のクリップを右クリックして、オフラインラウドネス分析の新機能「オーディオレベルを分析」を使用できます。
DaVinci Resolve Studioは、イマーシブ3Dオーディオサウンドトラックを最新の3Dオーディオフォーマットでミックスおよびマスタリングできます。まず、環境設定のFairlightセクションで、3Dオーディオのフォーマットを選択します。トラックとバスを新規作成したら、「Option」を押しながらミキサーのパンをダブルクリックすると、3Dパンウィンドウが開きます。ここで、3D空間にサウンドを配置し、オートメーションを適用することで、移動するサウンドを作成できます。スペースビュースコープを使用すると、ミックス内の複数のサウンドの配置を同時に視覚化できます。ラベル付けされたオブジェクトがパンされて動くと、アクティブなトラックにレベルが表示されます。Bチェインコントロールも搭載しており、モニタリング用に3Dスピーカーシステムを設定・接続できます。
Fairlightページは、独自のビデオおよびオーディオスクローラーを搭載しており、映像とサウンドを正確に同期できます。ツールバーでタイムライン表示オプションをクリックし、オーディオおよびビデオスクローラーをオンにします。画面底部にフィルムストリップとオーディオ波形がスクロールして表示されます。これらを使用して、各ビデオフレームと波形を同時に比較できるので、完璧にマッチさせることが可能です。スクローラーをドラッグするか、フィルムストリップのフレームのいずれかをダブルクリックすると、再生ヘッドがそのフレームに移動します。タイムラインでオーディオクリップを再生ヘッドの位置に移動すると、サウンドとビデオを同期できます。スクローラーは、他のシステムにはないパワフルなツールです!
DaVinci Resolveは、オーディオの修正、クリエイティブなサウンドデザイン、ミキシング用に、25種類以上のFailightFXプラグインを搭載。また、サードパーティ製のSteinberg VSTやMac用のAudio Unitプラグインも追追加できます。クリップまたはトラックにドラッグ&ドロップすると、専用のインターフェースウィンドウが表示され、設定を調整できます。1つのクリップに複数のプラグインを追加したり、クリップ間またはトラック間でエフェクトをコピー&ペーストしたり、エフェクトチェイン全体をプリセットライブラリに保存して他のプロジェクトで使用することも可能。プラグインは上から下の順で処理されます。プラグインの削除、開閉、並べ替えはインスペクタで実行できます。プロセッサー負荷の高いプラグインが再生に影響を与える場合は、右クリックしてキャッシュまたはバウンスオプションを選択できます。
さらにクリエイティブなオプションが必要な場合は、IzotopeのRXなどの外部オーディオ処理アプリケーションをFairlightタイムラインで使用できます。これを実行するには、環境設定を開き、オーディオプラグインをクリックして、ウィンドウ底部でオーディオアプリケーションを追加します。次に、タイムラインのクリップのいずれかを右クリックして、外部オーディオ処理を選択し、使用するアプリケーションを選択します。バウンスしたバージョンの新しいクリップが外部アプリケーションで開きます。外部アプリケーションを通常通りに使用して、作業が終わったらクリップを保存します。その際、編集したクリップは、タイムラインでオリジナルのクリップの上に新しいレイヤーとして追加されます。これにより、必要に応じて、オリジナルを簡単に復元できます。
Fairlightオーディオページは、多様なバウンスオプションを搭載しているため、作業をしながらオーディオをすばやくレンダリングできます。プロセッサー負荷の高いクリップとトラックをバウンスさせたり、トラックをまとめたり、完成したオーディオファイルを生成することで、再生パフォーマンスが改善します。クリップを右クリックして、「オーディオエフェクトをバウンス」または「クリップをファイルにバウンス」を選択します。「クリップをファイルにバウンス」を選択すると、クリップ名やタグの入力、クリップのフォーマットの変更、レンダーしたファイルの保存先を選択できるウィンドウが開きます。また、選択したトラックを新しいレイヤーにバウンスさせたり、ミックスをトラックにバウンスさせることも可能です。ミックスをバウンスさせると、チャンネルの配置はソースバスに常にマッチします。
FairlightFXを適用したクリップ
キャッシュしたクリップ
直感的な複数のミキシングオプションで、クリップ、トラック、バスのレベルをすばやくコントロール可能。複数クリップのゲインをすばやく変更するには、編集用の選択範囲をドラッグし、キーボードショートカットでレベルを増減できます。オートメーションツールバーを有効化・表示できる個別のコントロールを使用して、ミックスパラメーターをモニタリング。ミキサーでプラグインや処理を管理する際は、右クリックメニューオプションを使用して、プラグインの削除、無効化、置き換え、処理のコピー&ペースト、エフェクトのドラッグ&ドロップによる並べ替え、他チャンネルへのコピーまたは移動が可能。固定バスのプロジェクトをワンクリックでFlexBusに変換することもできます。Fairlightでは、ミックスのサウンドを最初から最後まで高い精度で調整できます!
Fairlightは、クリップおよびトラックのチャンネルマッピングをいつでも変更できる柔軟性があります。これは、複数のマイクからのソースを扱っている場合や、不要なチャンネルを除去する場合、5.1または7.1マルチチャンネル・クリップから会話部分を分離したい場合などに極めて重要です。また、標準的ではないフォーマットには適応トラックを使用できます。これは、クリップまたはトラックごとに最大24チャンネルまでサポートしています。適応トラックは、クリップに同期しているソースの数に関わらず、シームレスに再生されます。また、1つのマルチチャンネルトラックまたは個別のモノトラックに編集可能です。トラックのフォーマットは、トラックヘッダーで右クリックして変更できます。クリップのフォーマット変更は、クリップを右クリックして、クリップ属性を変えることで実行できます。
Fairlightには、多目的で使用できるインデックスパネルが搭載されており、タイムラインのクリップ、トラック、マーカーの詳細リストが表示されるため、特定のアイテムに瞬時にナビゲートできます。インデックスを使用すると、クリップを探して、トラックの状態を変更し、マーカー付きのスポッティングリストを作成できます。「マーカー」インデックスのリストビューでは、各タイムラインマーカーがアイコンとして表示され、メモや説明の列もリストアップされるので、詳細なスポッティングリストの作成が可能です。「トラック」インデックスでは、ロック、アーム、ソロ、ミュートなどのトラックの状態をマウスを使ってすばやく選択または切り替えられます。トラック名の変更、タイムラインとミキサーでの表示の変更、ドラッグしてトラックの並べ替えも実行できます。
DaVinci Resolveでは、包括的にキーボードをカスタマイズできるため、数十種類のオーディオツールやオプションに指先で簡単にアクセスできます。必要なツールを使うために、作業を止めて、メニューを何度もクリックする必要はありません。オーディオワークフローに合わせた独自のショートカットを作成するには、「DaVinci Resolve」メニューで「キーボードのカスタマイズ」を選択します。Fairlightページ専用のキーボードマッピングがあり、入力/出力のパッチ、プリセットライブラリ、オートメーションのセットアップ、編集ツールなどにショートカットを割り当てられます。キーボードショートカットは、プリセットとして保存でき、他の人気アプリケーションから設定を読み込むことも可能です。新しく追加されたショートカットは、Fairlightページのメニューに表示されます。
プロのサウンドエンジニアの協力のもと開発された新しいFairlightハードウェアコンソールは、ワークフローを簡素化し、ソフトウェアを自然な形で拡張します。直感的でタスクに基づくデザインで、自動的に適応するため、使いたいコントロールが必要な際に指先に現れます。つまり、クリエイティブな面により多くの時間を費やすことができ、キーボードとマウスよりはるかに高速に作業を行えます!Fairlight Desktop Consoleはフル装備のミキシングコンソールで、ホームスタジオ、小規模のスタジオ、出先での使用に最適です。大型の独立コンソールは、2、3、4、5ベイから選択でき、完全にカスタマイズ可能なため、オーディオ専用スタジオや大規模な録音スタジオに最適です!
高解像度スクリーン。HDMI、SDI、イーサネット入力を搭載。
デュアル機能ノブとボタンで各チャンネルストリップをコントロール。
12チャンネルストリップとコントロールボタンを搭載したモーターフェーダー。
オーディオ編集を高速化するハードウェアコントロールパネル。
モジュラー式の鋳鉄製シャーシ。2、3、4、5ベイ構成が可能。
DaVinci Resolve Studioにアップグレードすることで、8Kの120fpsやイマーシブ3Dオーディオなど、一層多くのクリエイティブなツールが使用可能になります!使用可能なResolve FXおよびFairlightFXの数が膨大に増え、顔認識を実行できるDaVinci Neural Engine、スピードワープリタイム、高度なカラーバランス&マッチングツールを使用できます。Fairlightページでは、Dolby ATMOS、Auro 3D、3D Spaceview™など、高度な3Dオーディオフォーマットを扱えます。DaVinci Resolve Studioは、2台目のコンピューターディスプレイでのフルスクリーン再生、フィルムグレインツール、時間的/空間的ノイズ除去、ブラー&ミストエフェクト、HDRグレーディング、10-bit H.264/H.265、ステレオスコピック3Dにも対応しています。
DaVinci Resolveは、ひとつのプロジェクトで全員が同時に作業できる、世界唯一のポストプロダクション・ソフトウェアです。パワフルな複数ユーザーデータベースをサポートしているため、オーディオエンジニアの作業中に、エディターが別のシーンを編集し、カラリストとVFXアーティストがそれぞれのショットで作業できます。エディターが映像を確定するまで、カラーの作業を待つ必要はなくなりました。何より、同じプロジェクトで作業するため、コンフォームする必要はありません。DaVinci Resolveは、ビンとタイムラインのロック、共有マーカー、カスタマイズ可能なユーザーキャッシュとモニタリング、安全なチャット機能、タイムライン比較ツールなどを搭載しています!
更新の通知
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