ディラン・ラッカー(Dylan Rucker)氏の短編映画とミュージックビデオは、質感豊かなリアリズムでよく知られている。彼がBlackmagic URSA Cine 17K 65に求めていたのは、自然なカラーと美しい風景を撮影できることだった。
「目で見たままの色と質感を捉えることのできるカメラが大好きです。これまでBlackmagic URSAで撮影する機会があまりなかったので、Blackmagicの新しい140メガピクセルセンサーでの撮影に大いに興味がありました。2日間かけて、カウボーイとカウガールが馬に乗ったり、トラックを運転したり、乾燥した砂漠にいる姿を撮影しました。この撮影は、現実をいかに本物通りに収録できるかが重要でした。」
「65mmの映像は、現実世界で見る光景に極めて近いものです。24mmレンズでの撮影でも、視野は14mmのようになりますが、フルフレームで生じる歪みはありません。65mmの映像は、奥行きがあって分離が良く、すべてが極めてリアルに感じられます!」
「URSA Cineのサイズに65mmセンサーを装着できるので、ドローンや車載用リグ、Steadicam、テクノクレーンなどに簡単に乗せられます。また、16ストップのラティチュードと、オペレーター側とアシスタント側にある優れたモニターのおかげで、作業はかなり捗りました。このカメラはオフスピードに対応しており、馬のシーンに最適だっただけでなく、驚くことに8Kと4Kでも撮影できました。」