アルゼンチン人の撮影監督兼映像作家のギード・ペス(Guido Pezz)氏は、先日Argentina Turismoの観光案内用の美しい作品を撮影、監督した。ティエラ・デル・フエゴは、静かで美しく、北極圏の光を連想させる場所。ペス氏が撮影のために訪れた場所と、映像に収められた美しい光の景色について語る。
「ティエラ・デル・フエゴとは、特別なつながりがあります。私が世界で最も好きな場所のひとつです。また、人里から遠く離れています。世界の果てにいるという感覚があります。」
「それが、この作品に求めていた空気感です。遥か遠く離れた場所にある景色という感覚を見せたいと思って撮影しました。冬の景色は本当に美しいんです。雪に完全に覆われ、神秘的な感覚に包まれます。雪の季節以外に来ると、全く異なる世界が広がっています。」
監督
Guido Pezz
撮影
Guido Pezz
エディター
Guido Pezz
カラリスト
Guido Pezz
クライアント
Argentina Turismo
所在地
アルゼンチン、ウスアイア
「ロケを行ったもう一つの壮大な景色に、有名なエスメラルダ湖があります。そこには、ヘリからの撮影と山頂からのドローンでの撮影を行うために2回行きました。しかし、湖までの最も大変な行程は、1日8時間に及ぶ山登りでした。」
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K
Blackmagic RAW Constant Quality 5, Super 35mm high resolution HDR sensor, 13 Stops of dynamic range, 6144 x 3456 @ 25FPS , ISO 800, Generation 5 Color Science, Extended Video LUT, 5600 Kelvin, DZOFilm VESPID 25mm, T2.1 cine prime lenses Shot hand held
「エスメラルダ湖へのコースを進む中、ガイドが泥の中を歩いているショットを撮影しました。正直言って、この山登りの最も良い思い出は、泥の中を歩いたことです!一日中、山を登りました。登山に必要なものを全て担いでいただけでなく、Pocket Cinema Camera 6K Pro、バッテリー、リグ、シネマプライム、ドローンも運ぶ必要がありました。このような人里離れた場所で、スタッフなしで撮影する場合は、一人で多くのものを運ぶ必要があります。」
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K Pro
Blackmagic RAW Constant Quality 5,Super 35mm high resolution HDR sensor, 13 Stops of dynamic range, 6144 x 3456 @ 50FPS, ISO 400, Generation 5 Color Science, Extended Video LUT, 5600 Kelvin, DZOFilm VESPID 25mm T2.1 cine prime lenses, Shot hand held
「最初に到着したロケ地は、ビーグル海峡に位置するウスアイアの湾でした。ここからホエール・ウオッチングに出る観光船に乗って、ドローンで鯨の撮影をする予定でした。ボートがウスアイア港を出発する際、港に戻ってきたばかりの漁船を多数見たんです。そこで、これらのショットが観光船ではなく、漁船に乗っているかのようにしたいと考えたんです。」
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K Pro
Blackmagic RAW Constant Quality 5, Super 35mm high resolution HDR sensor, 13 Stops of dynamic range, 6144 x 3456 @ 25FPS, ISO 800, Generation 5 Color Science, Extended Video LUT, 5600 Kelvin, DZOFilm VESPID 25mm T2.1 cine prime lenses, Shot hand held
「Argentina Turismoが取り上げたいと考えていた場所の一つが世界の果て列車でした。これは、世界南端の鉄道です。観光局用の撮影だったので、撮影したいもの全てに対して許可を得ることができましたが、列車はもちろん時刻表通りに運行する必要がありました。そこで、駅長のショットを撮影する際は、全乗客が列車に乗り込むのを待たなければなりませんでした。撮影に許された時間は3分だけで、その後すぐに列車に飛び乗る必要がありました。」
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K Pro
Blackmagic RAW Constant Quality 5, Super 35mm high resolution HDR sensor, 13 Stops of dynamic range, 6144 x 3456 @ 25FPS, ISO 400, Generation 5 Color Science, Extended Video LUT, 5600 Kelvin, DZOFilm VESPID 25mm T2.1 cine prime lenses, Shot hand held
リスボン在住の撮影監督/カラリストであるマッテオ・ベルトーリ(Matteo Bertoli)氏が、メルセデスAMG A35のCMを撮影 この意欲的なプロジェクトは、ライカRレンズを取り付けたPocket Cinema Camera 6Kで撮影された。ベルトーリ氏が、夜間にカメラスタッフや追加照明なしで行ったCM撮影について語る。
「今回の撮影で、私にとっての挑戦は、夜道を走るメルセデスを街灯の灯りだけで撮影することでした。そして一番大きな問題だったのは、撮影チームが少人数だったことです。2人の監督と1人のプロデューサーだけだったんです!フォーカス担当のアシスタントや照明係、クレーンやリグの係、ヘアメイクはいませんでした。短時間の間に、全てを自分たちで行わなければなりませんでした。」
監督
Tommaso Pizzamiglio
監督
Lorenzo Colombo
撮影監督
Matteo Bertoli
カラリスト
Matteo Bertoli
Producer
Isabella Moretti
エディター
Matteo Vigani
所在地
ドイツ、フランクフルト
「Asteraのチューブ型ライトを使用したことで、主光線の方向を明確にできました。Blackmagic Pocket Cinema Camera 6Kは低照明条件での性能を発揮するので、優れたショットを得るために大掛かりな照明は必要ありません。車の背面をパンするショットは、ISO160で撮影できました。また、シャッターアングルも色々試して、ほとんどは180度で撮影したのですが、車の前でダンスするシーンでは、途切れるような感じを演出するために90度に下げています。」
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K, Blackmagic RAW in Constant Bitrate 5:1, Super 35mm high resolution HDR sensor, 13 Stops of dynamic range, Leica (full specs), (Pro Mist filter), 24 fps, ISO 160, 400, 90, 180 degrees, Science Generation 5 Color Science, Buttery Natural LUT, Crane Three Gimbal
「スタジオで6時間ほど撮影し、その後最終的な夜のシーンを撮影しました。フランクフルトを走るAMGを追うためにワゴンを使ったので、ドアから簡単にジンバルで撮影できました。照明スタッフどころか、フォーカス調整を担当するカメラアシスタントすらいないので、すべて私とジンバルオペレーターのロレンゾにかかっていました。」
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K, Blackmagic RAW in Constant Bitrate 8:1, Super 35mm high resolution HDR sensor, 13 Stops of dynamic range, Leica (full specs), (Pro Mist filter), 24 fps, ISO 800, 2500, 180 degrees, Science Generation 5 Color Science, Buttery Natural LUT, Gimbal: Zhiyun Crane 3S
アルゼンチン出身の撮影監督/映像作家、グイド・ペズ(Guido Pezz)氏が、オーストラリアの郊外にあるアニー・スミサーズ(Annie Smithers)氏の農場の美しさを捉える。ペズ氏は、Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K ProにVespidシネプライムを装着し、オーストラリアの光と大地を、ヨーロッパの感性で表現している。
「このようなプロジェクトを撮影することに関して、1年以上考えていました。本当に共感できる人物の、短編ドキュメンタリーを作りたいと思いました。地球に優しい生き方をしている人物です。食べ物と暮らしに関するアニーのアプローチを初めて聞いた時、彼女と農場とのつながりに感銘を受けました。」
撮影監督
Guido Pezz
監督
Guido Pezz
エディター
Guido Pezz
カラリスト
Guido Pezz
サウンド
Guido Pezz
「今回の撮影では、ラズベリーのショットが気に入っています。アニーの肌の色とテクスチャー、彼女のシャツのテクスチャー、そして背景の葉がとても美しいです。」
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K Pro
Super 35mm high resolution HDR sensor, 13 Stops of dynamic range, 6144 x 3456 @ 25 FPS, Blackmagic RAW Constant Quality 5, Generation 5 Color Science, Extended Video LUT, ISO 400, 5600 Kelvin, DZOFilm VESPID 25mm T2.1 cine prime, Tiffen Black Pro Mist 1/8, Shot hand held
「これは、午前9時ごろに撮影した最後のショットです。日光の関係で、野外で撮影可能なのは7時半ごろまでなので、それ以降も撮影を続ける場合は屋内のシーンに限られていました。」
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K Pro
Super 35mm high resolution HDR sensor, 13 Stops of dynamic range, 6144 x 3456 @ 25 FPS, Blackmagic RAW Constant Quality 5, Generation 5 Color Science, Extended Video LUT, ISO 800, 5600 Kelvin, DZOFilm VESPID 25mm T2.1 cine prime, Tiffen Black Pro Mist 1/8, Shot hand held
「光が拡散しているため、あえてこの場所を選びました。このショットは、撮影可能な日光が失われるギリギリの朝8時に撮影したものです。朝6時に太陽が昇り、周囲が光で満たされていたので、温室での撮影では、このようなポートレートシーンに最適な自然な拡散光を得ることができました。」
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K Pro
Super 35mm high resolution HDR sensor, 13 Stops of dynamic range, 6144 x 3456 @ 50 FPS, Blackmagic RAW Constant Quality 5, Generation 5 Color Science, Extended Video LUT, ISO 400, 5600 Kelvin, DZOFilm VESPID 25mm T2.1 cine prime, Tiffen Black Pro Mist 1/8, Shot hand held
「撮影の1日目は朝から雨が降っていたので、撮影を8時で早めに切り上げました。このショットは2日目に撮ったものです。オーストラリアの南部で秋に撮影していたので、朝7時半ごろに日差しが強くなるまで、低く霧が立ち込めていることがあります。」
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K Pro
Super 35mm high resolution HDR sensor, 13 Stops of dynamic range, 6144 x 3456 @ 50 FPS, Blackmagic RAW Constant Quality 5, Generation 5 Color Science, Extended Video LUT, ISO 400, 5600 Kelvin, DZOFilm VESPID 25mm T2.1 cine prime, Tiffen Black Pro Mist 1/8, Shot hand held
シュールト・ウェス(Sjoerd Wess)氏は著名なインスタグラマーおよびユーチューバー。「Through the Watchmakers Eye」は、オランダの最後の時計修理職人の一人であるウェス氏の父親にフォーカスした美しい短編である。Mitakon 50mmシネプライムおよびLaowa 100mmレンズを使用したBlackmagic Pocket Cinema Camera 6K Proでの撮影についてウェス氏が語る。
「広角レンズを逆にしてマクロ撮影を可能にすれば、このプロジェクトを実現できるのではないかと考えるようになりました。しかし、このプロジェクトに使用できるほどの品質が得られるか確信が持てませんでした。ミツバチと花を撮影するくらいはできても、時計の機械部品をすべて撮影できるかという点は疑問でした。そんな中、Laowa社からメールをもらって、同社のレンズをテストしたいか聞かれたんです。すぐにLaowaの100mmマクロレンズを思い浮かべました。さらに、中一光学(Zhongyi Optics)社からも、新しいMitakon 50mmプライムシネレンズを試してみないかと言われました。信じられませんでしたね。今では、このプロジェクトを撮影するための、プロ仕様レンズを完璧に取り揃えています。」
撮影
Sjoerd Wess
ポストプロダクション
Sjoerd Wess
所在地
アムステルダム
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K Pro
Super 35mm high resolution HDR sensor
13 Stops of dynamic range
6144 x 3456 @ 24 FPS
Blackmagic RAW Constant Bitrate 5:1
Generation 5 Color Science
Extended Video LUT
ISO 400
5600 Kelvin
Mitakon Speedmaster Cinema Lens
50mm T1.0 (f.0.95) EF
LAOWA 100mm f2.8 2:1 APO
Ultra‑Macro Lens EF
ロサンゼルスに拠点を置く撮影監督、ヴァンス・バーバリー(Vance Burberry)氏が、新しいBlackmagic Pocket Cinema Camera 6K Proを使用して、カメラテストを行なった。クリスティーナ・ピエモンテ(Cristina Piemonte)監督のダンスプロモーションとして撮影されたこのプロジェクトの鍵は、厳しい照明条件であった。
「クリスティーナが、知り合いのダンサーの作品を作りたいと提案してきた時、私はちょうど新しいBlackmagic Pocket Cinema Camera 6K Proのカメラテストを行いたいと考えていました。テストしたいロケーションがいくつかありました。セカンド・ストリートの"ブレードランナートンネル"、ロサンゼルスのダウンタウンの5番街、そして"ザ・ブロード・ミュージアム"です。これらはすべて、とてもクールなロケーションです。」
撮影監督
Vance Burberry
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K Pro
Super 35mm high resolution HDR sensor
13 Stops of dynamic range
6144 x 3456 @ 23.98 FPS
Blackmagic RAW Constant Bitrate 3:1
Generation 5 Color Science
Extended Video LUT
ISO 3200 and ISO 400
4,000 Kelvin and 5600 Kelvin
Sigma Art EF 24mm, 50mm
Internal ND filter
Ronin RS2 Gimbal
CM撮影監督であり、サーフィン・シネマトグラファーであるエイドリアン・エマートン(Adrian Emerton)氏が、Blackmagic Pocket Cinema Camera 6KおよびSalty水中ハウジングを使用した水中撮影について語る。エマートン氏が、ボディーサーフィンをテーマにした最新作、「The Chase」の撮影で使用した技術的プロセスについて説明。
「サーフィンの撮影における最大のゲームチェンジャーは、Blackmagic Pocket Cinema Camera 6KおよびSalty水中ハウジングのような小型のセットアップでRAW撮影が可能になったことです。私はこれまで、大きな水中ハウジングで様々なカメラを使用してきましたが、浮力と操縦性の悪さが問題でした。過去に何度か、大きな波に飲み込まれてカメラを奪われるというとても恐ろしい目に遭っています。」
映像制作者
Adrian Emerton
ポストプロダクション
Adrian Emerton
「この映像は、去年、ミッチ・ブルーイット(Mitch Blewitt)と一緒に出かけた時に、オーストラリア、ニューサウスウェールズ州のセントラルコーストで撮影したものです。波やその他のコンディションが魔法のようにすばらしく、パーフェクトな瞬間だったんです。私はサーフィンに出かけるときは常にBlackmagic Pocket Cinema Camera 6KとSalty水中ハウジングを携帯しています。」
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K
EF Mount, Blackmagic RAW Q0, Generation 5 Color Science, Extended Video LUT, ISO 400, Sigma Art 18‑35 f1.8 EF, NiSi fixed 3 stop ND, 120fps cropped 2.8K, Salty Underwater Housing with Flat port, V-Lock mounted Powerbase Edge battery
「このシーンは、まるで雷雲を覗き込んでいるように見えます。イメージのトーンが全てです。波には青色も存在しますが、波の表面はシャドウやグレーの美しいグラデーションになっています。このような細かいディテールを残すことで、このシーンが成立していると思います。」
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K
EF Mount, Blackmagic RAW Q0, Generation 5 Color Science, Extended Video LUT, ISO 400, Sigma Art 18‑35 f1.8 EF, NiSi fixed 3 stop ND, 120fps cropped 2.8K, Salty Underwater Housing with Flat port, V-Lock mounted Powerbase Edge battery
「ここの波はオーストラリアでは有名で、いつもサーファーやフォトグラファーたちで溢れかえっています。私は通常、混雑したところでは撮影しません。水中に人が少ない状況を好みます。しかし、この日はシドニーのボタニーベイで、うねりや大きさ、方向が完璧で、信じられないような波が起こっているということを聞きつけました。そこで私はミッチ・ブルーイット(Mitch Blewitt)に連絡を取り、ボディボードしてくれるように頼みました。『The Chase』用にすばらしいフッテージが撮れるのではないかと期待していました。」
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K
EF Mount, Blackmagic RAW Q0, Generation 5 Color Science, Extended Video LUT, ISO 400, Sigma Art 18‑35 f1.8 EF, NiSi fixed 3 stop ND, 120fps cropped 2.8K, Salty Underwater Housing with Flat port, V-Lock mounted Powerbase Edge battery
「ミッチ・ブルーイットと私は、ずっとこのような波でサーフィンしてきました。しかしこの場所は、瞬時に計算された決断を下さなけらばならない場所のひとつです。これほど波が高い場合はなおさらです。この場所の波にまつわる悪いエピソードは、数え切れないほどあります。ましてやこの波の高さです。」
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K
EF Mount, Blackmagic RAW Q0, Generation 5 Color Science, Extended Video LUT, ISO 400, Sigma Art 18‑35 f1.8 EF, NiSi fixed 3 stop ND, 120fps cropped 2.8K, Salty Underwater Housing with Flat port, V-Lock mounted Powerbase Edge battery
Hollywood Diversのダイバー兼水中写真家のハル・ウェルズ(Hal Wells)氏は、世界各地を飛び回り、海中の生物を撮影している。同氏は、これまでに数千に及ぶ人々に対してダイビングを教えてきており、世界有数のダイビングスポットにダイバーたちを連れて行っている。同氏がノースカロライナのサメが泳ぎ回る海で、沈没したUボートを撮影した経験を語る。テレビCM、ミュージックビデオ、映画などで多数の経験を積むダイブマスターである同氏が、Blackmagic Pocket Cinema Cameraとセットアップについて説明する。
「Hollywood Diversでは、世界各地にダイビングツアーに出かけています。ココス諸島、コスタリカ、キューバ、エクアドル、ガラパゴス諸島、沖縄などです。ある年、ノースカロライナに住む家族に会いに帰郷しました。ノースカロライナで育ったのですが、スキューバダイビングをノースカロライナでしたことはありませんでした。カリフォルニアと比べると、ノースカロライナ周辺の海はとても浅いんです。カリフォルニアでは、48km沖に出ると水深は300mにも及びますが、ノースカロライナではわずか30mです。」
映像制作者
Hal Well
ポストプロダクション
Vance Burberry
Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K
18.96mm x 10mm(フォーサーズ)
13ストップのダイナミックレンジ
4096 x 2160 (4K DCI) @ 60 fps
Blackmagic RAW
第5世代カラーサイエンス
Extended Video LUT
ISO 3200
6,000〜10,000ケルビン
Panasonic Lumix G Fisheye 8mm f.3.5
Olympus M.Zuiko Digital ED 7-14mm f.2.8
PROレンズ
Nauticam水中ハウジング
Directors Duoのベンヤミン・クラツィン(Benjamin Kratzin)氏とクリストファー・シュリーフ(Christopher Schlierf)氏は、壮大でシネマライクなショットやCMでその名を知られている。両氏とも「ピクセルおたく」であることを自認しており、画質に強いこだわりを持っている。両氏は16のシーンでBlackmagic Pocket Cinema Camera 6Kのカメラテストを行い、これらのシーンを使って、実在しないSF映画の予告編を作成した。
「Blackmagic Designから、テスト用に1台のBlackmagic Pocket Cinema Camera 6Kが送られてきました。このカメラが発表される前のことです。Blackmagic Pocket Cinema Camera 6Kはプロと、映画制作を始めたばかりのユーザーの両方をターゲットにした製品なので、両者を応援できるような映像を作成しようと思いました。」
映像制作者
Directors Duo
映像制作者
Christopher Schlierf , Benjamin Kratzin
撮影
Benjamin Kratzin
所在地
ドイツ、ミュンヘン
「この作品は、色差を保持しつつ、カラーパレットを抑えて、『ブレードランナー』のような雰囲気にしたかったので、ミルクバスに浸かる女性を撮影することは、むずかしい選択でした。このショットのソースフッテージを見ると、多くの色差があり、それが非常にシャープなことが分かります。アナモルフィックレンズで撮影していることを考えると、Blackmagic Pocket Cinema Camera 6Kでこれほどはっきりとしたクリアなイメージが得られることは、驚きでしたね。」
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K
Blackmagic RAW 固定クオリティ Q0, ISO 3200, 6K(6144x3456)50fps, Atlas Orionアナモルフィック T2 32mm @ T4, EFマウント
「瞳のクローズアップの撮影では、瞳に近づくために、球面レンズとマクロアダプターを使用する必要がありました。このショットでは、Canon 70-200 @ f2.8.を使用しました。可能な限りシャープなイメージを得られるように、可能な限りアパーチャーを閉じました。最初にF8でテストしましたが、被写界深度が浅かったため、最終的にはF22まで絞りました。」
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K
Blackmagic RAW 固定クオリティ Q0, ISO 1250, 6K(6144x3456)50fps, Canon 70‑200 @ f22, EFマウント
「これらの夜間のショットでは、Blackmagic Pocket Cinema Camera 6Kのダイナミックレンジが効果を発揮しました。これらのショットでは、現場で使用できるプラクティカルライト以外に、大きな照明などは必要ありませんでした。背景のハイライトのディテールも捉えられていますが、画面両端の光が当たっていない部分でも、シャドウ部分のディテールが残っています。」
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K
Blackmagic RAW 固定クオリティ Q0, ISO 3200, 6K(6144x3456)50fps, Atlas Orionアナモルフィック T2 50mm @ T3, EFマウント
「プリプロダクションでは、各ショットについて考察することに多くの時間を費やしましたが、このショットでは、2人の女性をクローンのように見せるために、全く同じ白いウィッグを発注しました。そして、光る耳のついたヘッドフォンも発注しました。これらは光源としての機能も備えています。店のウィンドウにネオンサインがあり、アジア風の赤い照明に照らされた画面右の部分に青い光を足しています。これらのユニークな光源を使用したことで、その他の外部照明は必要ありませんでした。結局使用したのは、補助光用の2〜3枚の反射板だけです。カメラをISO 3200に設定しただけで、すぐにこのシーンを撮影することができ、照明の設定にあたふたすることはありませんでした。」
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K
Blackmagic RAW 固定クオリティ Q0, ISO 3200, 6K(6144x3456)50fps, Atlas Orion Anamorphic T2, EFマウント
「このシーンは、アジア風の傘が天井からぶら下がっているミュンヘンのバーで撮影しました。実はこのバーでは、撮影の日の夜にパーティの予約が入っていました。バーのオーナーがこっそり30分だけ撮影に使わせてくれたんです。このショットではとにかく時間が勝負でしたね。」
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K
Blackmagic RAW 固定クオリティ Q0, ISO 3200, 6K(6144x3456)50fps, Atlas Orion Anamorphic T2, EFマウント
「ハッカーのシーンは実はクリスの家の居間なんです。コンピューターや、手当たり次第の機材で空間を埋めました。様々な種類のケーブルを部屋中に積み上げて、壁面に工夫を凝らしました。様々な機械や、建設現場の資材などを使ったので、部屋というよりは洞窟のように見えると思います。」
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K
Blackmagic RAW 固定クオリティ Q0, ISO 3200, 6K(6144x3456)50fps, Atlas Orionアナモルフィック T2 32mm @ T4, EFマウント
マンチェスターに拠点を置く、撮影監督/カメラオペレーターのディーマ・カレンダ(Dima Kalenda)氏が、Blackmagic Pocket Cinema Camera 6KおよびBlackmagic RAWを初めて使用した感想を語る。同氏は、1つの光源のみを使用し、プラクティカルライティングだけを用いた夜間のショットを同カメラで撮影することに決めた。
「テストのために、Blackmagicからこのカメラを受け取った際に、特に特定の機能を使用するように指示を受けませんでした。完全に自分の思い通りの作品を撮ることができました。与えられたタスクは、カメラで色々と実験して、限界を試すことでした。このようなプロジェクトでは、カメラの能力と柔軟性の高さを示す作品が向いていると思いました。おそらく、このカメラはヨーロッパで唯一のベータ版だと分かっていましたが、極限のコンディションで撮影することに決めました。驚いたことに、全くエラーが生じませんでした。」
映像制作者
Dima Kalenda
撮影
Dima Kalenda
カラリスト
Tom Majerski, Tetragrade
所在地
イギリス、ロンドン、マンチェスター、フォームビー
「海岸でのショットはすべて、ブラックプール近くのフォームビーで夕暮れ時の午後9時ごろに撮影しました。女性と砂丘と植物の間で、より多くのディテールを得たかったのでアパーチャーをT8に保ちました。シルエットのショットを本当に気に入っています。セットアップが本当に簡単で、見た目が格好良いからです。」
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K
Blackmagic RAW 固定ビットレート5:1, ISO 400, 6K (6144 x 3456) 50 fps, Atlas Orion Anamorphic T2 32mm @ T8‑T4, EFマウント
「この雨の中のシーンは、ロンドンでの撮影後にマンチェスターに戻った後の午前2時に撮影しました。撮影を始めた瞬間に大雨が降り始めたので、ゴミ袋を3枚使ってカバーを作らなければならないほどでした。カメラと、自分で作ったカスタムメイドのレンズフードに、そのカバーを巻きつけて撮影しました。」
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K
Blackmagic RAW 固定ビットレート5:1, ISO 3200, 6K (6144 x 3456) 50 fps, Atlas Orion Anamorphic T2 32mm @ T4, EFマウント
「このショットは、マンチェスターのディーンズゲート近くのキャッスルフィールド橋で撮影しました。この橋は、マンチェスターの人々に広く知られているので、違うアングルから撮影することで、一味違った映像にしたいと考えました。このショットには本当に様々な要素が含まれています。コンクリートの質感、ボートのオレンジの光、赤とタングステンの光など考慮する要因がたくさんありました。これらの光の色温度はバラバラでした。」
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K
Blackmagic RAW 固定ビットレート5:1, ISO 3200, 6K (6144 x 3456) 50 fps, Atlas Orion Anamorphic T2 32mm @ T4, EFマウント
「これらのショットは、カムデンのアレクサンドラ・ロード・エステートで午後7時〜8時に撮影しました。非常に美しい夕焼けだったのですが、その後どんよりと曇ってしまったので、地下駐車場で撮影することに決めました。車庫に到着した時には、すでに8時で日が落ちていたので、光は極めてソフトでした。」
Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K
Blackmagic RAW 固定ビットレート5:1, ISO 3200, 6K (6144 x 3456) 50 fps, Atlas Orion Anamorphic T2 32mm @ T4, EFマウント
ピューリッツァー賞受賞歴を持つ監督/カメラマンのヴィンセント・ラフォーレ氏が、Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kを使用してワイオミングの厳しい自然環境のもとで行った撮影について語る。
「このカメラの優れた点はMFTセンサーです。このセンサーは、群を抜いてハイライトのロールオフが優れているので、キャプチャーできるダイナミックレンジの範囲は驚くべきものがあります。暗い影から太陽光などの極度のハイライトまで捉えられます。」
映像制作者
Vincent Laforet
映像制作者
Laforet Productions and Moai Films
Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K
Blackmagic Video Assist、Fujinon MKレンズ 18-55&50-135、Tokina 11-16 Cine Lens、Olympusレンズ7-14&12-40、Sennheiser AVX、Freefly Alta 8ドローン(Movi Proマウント)
映像制作者のゲオルギオス・”ジュン・アレイア”・トライフォナス(Georgios "Jun Areia" Tryfonas)氏は、「Bubble Gum」と題した、このファッション撮影を非常に楽しんだ。同作は、ソウルで韓国人モデルのボニー・リー(Bonnie Lee)を撮影したもの。同氏のビデオは、親しみある背景でカラフルな配色で撮影されることで知られる。韓国に拠点を置くギリシャ出身の同氏は、Blackmagic Design Pocket Cinema Camera 4Kのテストの撮影地に、今はもう使われていない遊園地を選んだ。撮影では様々なISO設定が使用され、夜の撮影は低照明条件におけるダイナミックレンジのテストを目的として行われた。
映像制作者
Georgios "Jun Areia" Tryfonas
映像制作者
Areia Creations Global Entertainment LTD
Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K
3:1 RAW 4K DCI、24fpsプロジェクト/60fpsオフスピードフレームレート、ISO 400/1250/3200/5000、
DJI Ronin S、Samsung T5 SSD、Metabones Speed Booster XL 0.64x、Contax Zeiss MM 35/f2.8、50/f1.4, 85/f1.4、135/f2.8、Hoya Pro ND
マーク・ワイアット(Mark Wyatt)氏が、Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kを使用した感想を語る。『Nature』は同カメラの4Kパフォーマンスを雨林や渓谷での極度の低照明条件でテストした映像。
「私が行いたかったカメラテストは、カナダ西海岸に広がる森や滝を撮影することでした。新しいセンサーが、このような極端な照明条件をどのように扱うか、非常に興味がありました。ISOを1250と2500に上げることで、暗い苔生した壁面、鮮やかなエメラルド色をキャプチャーできただけでなく、滝や空のハイライトのディテールも保つことができました。このようなシーンは、多くのカメラが苦戦すると思います。」
DOP
Mark Wyatt
Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K
Apple ProRes 422
ISO400、1250、2500
Sigma 18-35mm、Rokinon Cine 50mm EFレンズ
Metabones Speed Booster to micro four thirds
ジョーイ・ノックス(Joey Knox)氏が、Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kを使用した感想を語る。『マウンテンバイク』は、カメラの高フレームレートの性能をテストした映像。
「可能な限り様々なショットをミックスするテストを行いたいと考えていました。マウンテンバイクをスローモーションばかりで撮影すると、つまらない映像になりかねないので。制作にあたっての方向性としては、スローモーションのテストに、動きのある映像を交えて、対比的な流れを作り出すことにしました。また、あたかもライダーと並走しているように見せ、同時に様々な要素を含めたいと考えていました。」
「このカメラテストには、先入観を持たずに挑みました。撮影前にカメラの仕様をチェックした時に、このように小さなカメラにこれだけ豊富な機能が詰め込まれていることに驚きました。しかし、値段を見た時にあまりにも低価格なので、少し話が上手すぎるように思えました。フォルスカラーのような、大型カメラに搭載されている映画製作用の高度な機能が搭載されていることに本当に感動しました。ここまでコンパクトなサイズに、これらの機能がすべて搭載されているのは、驚くべきことですね。また、Logで撮影でき、カメラでLUTをイメージに適用できる点も非常に便利だと思いました。これらの機能が大型カメラには搭載されていることは当然だと思いますが、ここまで小さく、低価格なカメラにはありえないことですね!」
DOP
Joey Knox
Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K
RAW
ISO400、800
Veydra Mini Primes 12/16/25/35/50mm MFTシネマレンズ
ピーター・ニアホス(Peter Nearhos)氏が、新製品のBlackmagic Pocket Cinema Camera 4KとLaowaプローブレンズを初めて使用した感想を語る。「Bugs」は、ニアホス氏がBlackmagic Pocket Cinema Camera 4Kでマクロ撮影を試みたユニークなプロジェクト。
「LaowaプローブレンズとBlackmagic Pocket Cinema Camera 4Kで撮影したのは、今回が初めてでした。このレンズが素晴らしいのは4Kセンサーをすべて覆う点です。大型の4Kセンサーでマクロ撮影を行うと、被写界深度が滅茶苦茶になりがちです。Blackmagic Designが採用する小さめのマイクロフォーサーズの4Kセンサーは、この種の撮影にはるかに適しています。」
「また、13ストップのラティチュードも非常に素晴らしかったです。暗いスポットがすべて確認できます。葉っぱなどの陰のシャドウのディテールが維持されるので、ハードライト(硬い光)を使用した撮影で優れた力を発揮します。このカメラのもう一つ素晴らしい点は、ネイティブISOが非常に高いことです。私は2500前後で使用しましたが、ISOは25,600まで上げることができます。他のカメラで尋常ではないISOレベルに対応したものもありますが、それらで撮影した映像は粒子が粗く、ポストプロダクションの負担が大きくなります。BlackmagicのISOは賢明なレベルだと思います。マクロ撮影では照明を使用するのが普通なので、25,600のISOで不足することはありません。」
DOP
Peter Nearhos
Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K
Apple ProRes 422 HQ
ISO 2500
Laowa Probe 24mm、60mm Macro 2:1、15mm Wide Macro 1:1、25mm Ultra Macro 5:1 EFマウント、Canon 100mm 1:1、65mm f/28 5:1 EFマウント
Laowa 7.5mm Micro Four Thirdマウント
Metabones Speed Booster Ultra
Aputure LS C300d LEDおよびLS-mini20 Daylight LED
ジョン・ブローリー(John Brawley)氏が、初めてBlackmagic Pocket Cinema Camera 4Kを使用した感想を語る。『モデル ウォーキング - 昼』で、同氏は様々なスキントーンを扱う性能をチェック。
「この日中のテストの焦点は、カメラがいかにスキントーンを扱うかを確認することでした。「午後の遅めの時間に撮影したので、ISOは1000または1250を使用しました。このカメラにとっては、低いISO設定です。これで、より多くのダイナミックレンジが得られると理解しています。したがって、ハイライトのヘッドルームがもう少し多く得られることになります。これらのショットを見直してみると、ダイナミックレンジの素晴らしさに本当に感心させられます。自分の目で見たディテールがすべて、ショットにキャプチャーされているのは本当に素晴らしいですね。」
「MFTでルックをシネマライクにすることが、どんなに簡単か多くの人が気づいていないと思います。多くの人が35mmのフルフレームのルックを好むと思いますが、MFTセンサーでもバックグラウンドのフォーカスを外すのは非常に簡単なんです。優れた4Kセンサーだと思いますし、小型カメラのセンサーとして非常にうまく中が取れていると思います。本当に素晴らしいルックの映像が得られます。」
DOP
John Brawley
Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K
Apple ProRes 422 HQ
ISO1000、1250
Olympus Pro 25mm/45mm f/1.2、Olympus Pro F4ズーム 12-100mm マイクロフォーサーズ・レンズ
ジョン・ブローリー(John Brawley)撮影監督が、Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kを使用した感想を共有。ブローリー氏は、2本目のカメラテスト「モデル ウォーキング - 夜」で、同カメラのハイダイナミックレンジと色の正確性を確認した。
「今回の撮影はダイナミックレンジのテストが目的でしたが、同時に優れたルックの映像を撮りたいとも考えていました。より高いダイナミックレンジと適切なビット深度に対応していることで、バランス調整が必要なすべてのエレメントを調整できる余裕があります。ハイダイナミックレンジのおかげで、イメージを調整して正しいバランスに修正できました。カメラのコーデックやダイナミックレンジに悩まされることはありません。」
「Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kは、ユーザーに多くのオプションを提供してくれます。暖かい、暗い、あるいは冷たい雰囲気の画を撮りたい場合、ダイナミックレンジと色深度で幅広いラティチュードを得られます。Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kは、撮影したイメージをどのような雰囲気にも仕上げられるので、非常に多くの選択肢があります。これこそが、このように鮮やかな高精度イメージを扱うことの醍醐味ではないでしょうか。」
DOP
John Brawley
Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K
Apple ProRes 422 HQ
ISO1000、1200
Olympus Pro F4ズーム 12-100mm マイクロフォーサーズ・レンズ
アンドレアス・ニューマン(Andreas Neumann)氏が、初めてBlackmagic Pocket Cinema Camera 4Kを使用した感想を語る。『気球』は、直接太陽光に向かって、絞りを開いて撮影することが多い同氏が、極端な照明条件でのカメラの性能をテストした映像。午前5時から真昼にかけての太陽の下でのカメラのパフォーマンスを伝える。
「カリフォルニア州テメキュラで、夜明けから正午までの時間帯にカメラテストの撮影を行いました。これは、どんなカメラにとっても難しい状況です。カメラを太陽に向けて撮影したり、顔の真後ろに太陽が来たりしていたからです。しかし、得られたディテールは本当に素晴らしいものでした。妻のシャネルのサングラスに映り込んだものが、すべて見えるんです。地面や気球やバックグラウンドの空がサングラスのレンズに映っています。私が実際に目で見たものすべてをカメラはキャプチャーしましたね。絞りを開いて光にカメラを直接向ける形の撮影スタイルが好きなのですが、このカメラでは問題なく行えました。MFTセンサーが扱える範囲に心から感心しました。まるでフルセンサーを搭載したURSA Mini Proと同じ品質のようです。また、スクリーンが明るい陽の光の下でも見やすいことに驚きました。ディテールを残さず確認できました。」
DOP
Andreas Neumann
Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K
Apple ProRes 422 HQ
ISO800
Rokinon 25/50/80mm T1.5 Primeレンズ
ジョン・ブローリー(John Brawley)撮影監督が、新製品、Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kについて語る。「モデル クローズアップ - 夜」は、ブローリー氏の3本目のカメラテスト。低照明条件で、様々なスキントーンに対する性能をチェック。
「このカメラテストは、様々な低照明条件で、様々なスキントーンを撮影するというものでした。最低限の人工照明だけの単純なテストにしようと思いました。アトランタのホテルの一室で、午後3時から夜中の11時まで撮影を行いました。様々な照明条件で、様々な肌のモデルを起用し、70〜80のショットを繰り返し撮影したんです。ISO 3200以上で素晴らしい画が撮れると、俄然面白くなります。このテストで、日没から2時間ほどで撮影したショットでは、背景の建物の周囲に青空が残っているのが見えます。このカメラは、シャドウ部分のディテールまでキャプチャーできます。これは驚きでしたね。」
「Blackmagic Designは、Pocket Cinema Cameraを継続的に改善し続け、今では4Kへと進化しました。このように低照明条件で使用できるカメラがあれば、あらゆる環境光の下で、優れたイメージを得ることができますね。」
DOP
John Brawley
Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K
Apple ProRes 422 HQ
ISO1000、3200
Olympus Pro 17mm/25mm/45mm F1.2 マイクロフォーサーズ・レンズ