Blackmagic Pocket Cinema Cameraは録画以外にも多くの作業に対応しており、スタジオカメラとしてライブプロダクションで使用することも可能です。マルチカメラプロダクションは、1台のスイッチャーに接続された複数のカメラを使用し、異なるカメラアングルをリアルタイムで切り替えるエキサイティングな撮影です。収録後に編集を行うワークフローとは異なり、ライブ配信が可能です！また、ライブスイッチングはイベント終了と同時にプログラムが完成し、配信可能な状態となるので、プログラムを極めて迅速に制作できる方法でもあります。数時間に及ぶ高品質のテレビ番組を制作する上で、これ以上に費用を抑えられる方法はありません！Blackmagic Pocket Cinema Cameraは、デジタルフィルム・プロダクションカメラとしてだけでなく、放送用スタジオカメラとしても使用できます！
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新製品のATEM Miniでは、YouTubeでライブ配信用のプロフェッショナルなマルチカメラプロダクションを簡単に作成できます！8台までのBlackmagic Pocket Cinema Cameraを接続し、スタジオレベルの環境を構築して、ATEM Miniスイッチャーからコントロールできます。さらに、コンピューターを接続してスライドやグラフィックを追加したり、ゲーム機を接続することも可能です。DVEも内蔵されているので、ピクチャー・イン・ピクチャー・エフェクトも作成できます。USBウェブカム出力には、あらゆる配信ソフトウェアを使用できます。ATEM Mini ProおよびExtremeシリーズでは、イーサネットを使用して直接配信できます。ATEM Miniは、EQおよびダイナミクスに対応したプロ仕様のオーディオミキサーや、フォーマット変換機能（全入力）、クロマキー、ワイプ、マクロ、タイトル用グラフィックなど、様々な機能を搭載しています。
Blackmagic Pocket Cinema Cameraは、単一のHDMI接続のみでATEM Miniスイッチャーからすべてコントロールできるので、セットアップも簡単です。接続が完了すると、カメラの収録ライトはオンエア状況を知らせるタリーライトに切り替わります！サポートされているレンズでは、レンズのアイリスやフォーカス、ズームのコントロールも可能です。DaVinciプライマリーカラーコレクターもATEM Miniからコントロールでき、シンプルなCCUカラーマッチングを凌駕するクリエイティブなルックおよびスタイルを作成できます。また、カメラのビデオフォーマットは、ATEM Miniに合わせて自動的に切り替わります！撮影後にDaVinci Resolveの同期ビンを使用してマルチカム編集を行う予定がある場合は、あらかじめATEM Miniで全カメラのタイムコードおよびトリガー収録を設定できます。
ATEM Miniスイッチャーに接続すると、Pocket Cinema Cameraはスタジオカメラモードに切り替わり、ライブプロダクションに適した機能を持つスタジオカメラとして使用できます。その際に切り替わる機能のひとつが、カメラ正面の収録ライトです。このライトは、収録ライトからタリーライトに切り替わります。これにより、出演者は現在どのカメラがオンエア中であるか確認できるので、撮影中に正しいカメラの方を向くことができます。背面のLCDにはオンエアラベルが表示されるので、カメラオペレーターもカメラがオンエア中であることを確認できます。また、そのカメラがプレビューバスで選択されている際は、プレビューラベルが表示されます。もちろん、LCDには撮影中の映像も表示されます！
ライブプロダクションで作業する際は、全カメラの出力がマッチしており、カラーバランスも整っていることが極めて重要です。各カメラのホワイトバランスをリモート調整することで、一日を通して照明条件が変化する中でもそれらを完璧にマッチさせることができます。最も重要なカメラコントロールはアイリスで、各カメラの露出を完璧に設定できます。また、ISOやシャッタースピードなど、その他のカメラパラメーターもすべてスイッチャーからリモート設定できます。レンズの多くはアイリスやフォーカスの電子制御に対応しており、リモートコントロール可能な電子ズームに対応しているレンズもあります。つまり、Pocket Cinema Cameraは、プロ仕様のスタジオカメラとして使用できる、よりコンパクトなカメラなのです！
DaVinciプライマリーカラーコレクターがカメラに内蔵されているので、ライブプロダクションにシネマルックを追加できます。内蔵カラーコレクターはカメラのカラーバランス調整に最適ですが、CCUからDaVinciカラーコントロールに切り替えると、カラーコレクション機能をフルに活用できるようになります。シネマ品質のライブプロダクションを実現できると想像してみてください！DaVinciのYRGBカラーコレクターでは、シャドウ、ミッドトーン、ハイライトのフルRGB調整に加え、Yチャンネルの独立した調整も可能です。つまり、ハイライトを強調してイメージを際立たせたり、ビンテージフィルムのルックを再現したりなど、革新的なスタイルを作成できます。コントラストや色相、彩度のコントロールも可能です！
ライブイベント後にビデオを編集したい場合は、ATEM Miniでカメラの録画をトリガーし、タイムコードを同期できます。これにより、編集ソフトウェアでショットを編集する際にそれらを同期できます。DaVinci Resolveに搭載された革新的な同期ビンは、現在のタイムラインクリップと同期したクリップのみを表示します。同期ビン内のクリップはマルチビューに表示されるので、必要なショットの選択も簡単です。これにより、マルチカム編集が簡単になるだけではありません。ATEM MiniはHDスイッチャーですが、Blackmagic RAWの素材を使用して4K/6Kのプログラムも作成できます。必要な作業は、各カメラのメディアを単一ディスクにコピーして、DaVinci Resolveで編集を開始するだけです。その後は、同期ビンでメディアをスクロールして編集できます！
ATEM Miniを接続し、Blackmagic Pocket Cinema Cameraをスタジオカメラとして使用するのは非常に簡単で、カメラを接続するとすべてのセットアップが自動的に実行されます。ATEM Miniは全HDMI入力にフォーマット変換機能を搭載していますが、それらの使用時には若干のビデオ遅延が生じます。つまり、カメラとスイッチャーのビデオフォーマットが一致していることは利点であり、ATEM Miniにカメラを接続すると、カメラのビデオフォーマットが自動的に設定されます。ATEM Miniを任意のビデオフォーマットに設定すれば、全カメラを全く同じビデオフォーマットに変換されます。これにより、不要なビデオ変換および処理遅延を排除できます。
ATEM Camera Control Panelは、業界標準のカメラコントローラーを4つ搭載しており、数千万円もするカメラネットワークと同じワークフローを実現できます！ATEM MiniおよびBlackmagic Pocket Cinema Cameraはコンパクトですが、ATEM Camera Control Panelと一緒に同じ放送ワークフローで使用できます！ATEM Miniよりは大きいものの、ATEM Camera Control Panelも比較的コンパクトで、机の上やラックに設置できます！CCUスタイルのジョイスティック、RGBカラーのコントロール、マスターゲイン、ブラック、アイリスなどの専用コントロールを使用できます。全コントロールが従来の放送用レイアウトで並んでいるため、経験豊富なCCUオペレーターでも、未経験のユーザーでも、非常に簡単に使用できます。
