スイッチャー
スイッチャー設定の調整、ライブカット、キーの調整、トランジションの適用、グラフィックのオーバーレイなど。
ATEM SDIは、フロントパネルまたは無償で同梱されているMac/Windows対応のATEM Software Controlからコントロールできます。ATEM Software Controlでは、より多くのコントロールとクリエイティブなオプションを使用できます!ライブビデオソースの切り替え、メディアプールへのグラフィックのロード、トランジションやキーの使用、スイッチャー設定の変更、オーディオのミックスなどが可能です。大規模なライブプロダクションでは、複数のソフトウェアを使用して2人以上のスタッフで作業することもできます!
取扱販社ATEM Software Controlは、スピードと正確性を重視して設計されたインターフェースを搭載しています。ページが分かれているので、コントロール、オーディオ、マクロ、メディア、デッキコントロールなど、スイッチャーの主要な機能のコントロールを簡単に見つけられます。スイッチャーページは、ソースボタン、トランジション、キーヤーなどが馴染みのあるレイアウトで配置されています。さらに、スイッチャーページのパレットでは、トランジション、キー、メディアプレーヤーの調整が可能です。メディアページではすべてのグラフィックファイルの管理やスイッチャーへのアップロードが可能で、オーディオページでは内蔵のマルチチャンネルFairlightオーディオミキサーをコントロールできます。
スイッチャー設定の調整、ライブカット、キーの調整、トランジションの適用、グラフィックのオーバーレイなど。
RGBAスチルイメージのグラフィックファイルを20個までアップロード。グラフィックは、タイトル、ウォーターマーク、ローワーサードなどに使用可能。
プロ仕様の12チャンネルFairlightオーディオミキサー。フェーダー、6バンドEQ、コンプレッサー、リミッターなどを搭載。
SDI出力を介して、Blackmagic Studio Camera 4Kシリーズでカメラをコントロールおよびカラーコレクション。
ATEMでは、最も効率的なライブプロダクションワークフローを実現できます!プログラムバスは常にライブの状態で、直接切り替えが可能なので、入力ソースを選ぶとすぐにオンエアできます。プレビューバスを使用すれば、オンエア前にソースを選択してモニターでプレビューできます。次にオンエアされるソースを画面で確認してから、CUTまたはAUTOボタンでライブソースを切り替えられます。プレビューバスで次のトランジションソースを確認できるので、自信を持ってライブプロダクションを実行できます。
トランジションコントロールのブロックでは、トランジションスタイルにすばやくアクセスして選択でき、ライブプロダクション中でも即座にタイミングを設定できます。ミックス、ディップ、ワイプ、DVEからトランジションを選択し、ソース切り替えのタイミングでAUTOボタンを押してトランジションを実行できます。また、フェーダーバーを使用すれば、完全なマニュアルコントロールが可能です。
ATEM Software Controlは、すべてのトランジション設定にすばやくアクセスでき、オンエア前に正確な調整が可能です。トランジションパレットでは様々な調整が可能です。トランジションタイプを選択し、個別のパラメーターを調整します。幅広いオプションが揃っているので、プロダクションに適したパーフェクトなトランジションを作成できます!
シームレスなキーイングをすばやく作成する必要がある場合は、ATEM Software Controlを使用すると詳細な調整が可能です。グリーンバックやブルーバックの背景は完璧にフラットではないため、あらゆるキーに対応できるパワフルなキーコントロールは不可欠です!カラー、スピル/フレア抑制、前景のカラーコレクションなどのキーパラメーターを細かくコントロールできます。
ATEM SDIは、1系統のダウンストリームキーヤーを内蔵しており、ウォーターマーク、ロゴ、ローワーサードなどをプログラムの出力ストリームに組み込めます。アルファチャンネル付きのPNG、TGA、BMP、GIF、JPEG、またはTIFFイメージをメディアプールにロードし、メディアプレーヤーに送信するだけでキーイングできます!ダウンストリームであるため、プログラムビデオにオーバーレイしたいグラフィックに最適です。
トランジションの長さをカスタマイズしてAUTOボタンを押すと、完璧なタイミングのスムーズなトランジションを実行できます。AUTOボタンがオンの場合、ソース間の切り替えにはトランジションが自動的に追加されます。AUTOボタンでは、ミックス、ディップ、ワイプ、DVEなどを実行できます。プログラム/プレビューの切り替えに設定すると、AUTOボタンの機能はトランジションのトリガーに変更されます。
ATEM SDIでは、DVEをピクチャー・イン・ピクチャー以外に、エキサイティングなDVEトランジションにも使用できます。ATEM Software Controlのトランジションパレットでは、あらゆるDVEオプションを詳細にコントロールできます。16種類以上のドラマチックなDVEムーブに対応しているため、プロダクションにさらなる熱気を加えられます。DVEトランジションは、反転させることも可能です。
プログラム/プレビューを選択すると、プレビュートランジションで複雑なマルチレイヤーのグリーンバックキーをオンエア前に試すことができます。プレビュー映像は、ATEM SDI ProおよびExtremeシリーズのマルチビューで確認できます。プレビュートランジションは、トランジションが完璧かどうかをオンエア前に確認する最良の方法です!
プログラムの開始/終了時やCMに切り替わる際は、フェード・トゥ・ブラック(FTB)ボタンを使用して、すべてのレイヤーを同じレートでフェードアップ/フェードダウンできます。フェード・トゥ・ブラックはスイッチャーの最後のレイヤーであるため、すべてのビデオとグラフィックレイヤーに加え、各ソースが完璧に同期してクリーンにフェードします。
ATEM SDIでは、ATEM Software Controlでカメラを完全に制御できます!Blackmagic Studio CameraやURSA Broadcast G2を接続するだけで、カメラを完全にコントロール可能。すべてのコントロール信号は、SDIプログラムリターンを介してカメラに送信されます。タリーライト、ホワイトバランス、ISO、シャッターの操作に加え、サポートしているレンズでは、アイリス、フォーカス、ズームをコントロールできます。DaVinciプライマリーカラーコレクターがカメラに内蔵されているため、プロ仕様のカラーグレーディングが可能。ライブプロダクションでエキサイティングなデジタルフィルムルックを実現できます。ソフトウェアコントロールは、従来型のCCUレイアウトまたはDaVinciカラーコレクターレイアウトから選択できます。さらに高度な作業には、ATEM Camera Control Panelを追加できます。
ATEM SDIは2つのメディアプレーヤーを搭載しており、メディアプールに保存したファイルを再生できます。メディアプールはファイルをフラッシュストレージに保存するので、電源を切ってもスイッチャーに保存されたままです。PNG、TGA、BMP、GIF、JPEG、TIFFファイルが使用可能です。アルファチャンネル付きのファイルはウォーターマーク、ローワーサード、タイトルなどに使用できます!
ATEM Software Controlでは、20個までのRGBAグラフィックファイルをATEM SDIのメディアプールにドラッグ&ドロップできます。メディアプレーヤーは、グラフィックをライブビデオソースとして表示します。同梱のPhotoshopプラグインを使って、グラフィックをPhotoshopからスイッチャーへ直接送信できます。これはカスタムグラフィックをすばやくオンエアしたい場合に最適です!
ATEM Software Controlには、マルチチャンネルFairlightオーディオミキサーが内蔵されており、すべてのオーディオ入力のレベルおよびバランスを個別に調整できます。内部オーディオミキサーは、SDI入力およびマイク入力からのオーディオを20チャンネルまで扱えます。各入力に、6バンドのパラメトリックEQ、コンプレッサー、リミッター、エクスパンダー、ノイズゲート、完全なパン機能を搭載。すべての入力にメーターが表示されるので、ソースのレベルを常に正確に把握できます。プログラムで各ソースのオーディオをオンにするボタンや、ソース間で切り替える際にオーディオ・フォロー・ビデオ(AFV)をオンにするボタンがあります。さらに、マスターフェーダーも搭載しているため、最終的なミックスプログラムオーディオを調整してビデオに出力できます。
高品質の放送サウンドの鍵は、優れたイコライザーにあります!内蔵のFairlightオーディオミキサーは、各入力チャンネルに6バンド・パラメトリックEQを搭載。6つの周波数帯域を個別に調整して、サウンドを増幅する、太くする、細くするなどの作業が可能です。例えば、マイク入力を調整して音声を明瞭かつ聞き取りやすくし、その他の入力は未調整のままに維持できます。
内蔵のFairlightオーディオミキサーは、各オーディオ入力チャンネルに高品質のコンプレッサー、リミッター、エクスパンダー、ノイズゲートを搭載しています。コンプレッサーとリミッターは、マイクレベルが過剰になり音が歪むのを避ける上で役立ちます。ノイズゲートは、マイクが拾ったバックグラウンドノイズを除去します。ダイナミクスを使用することで、各チャンネルをオーディオミックス内で簡単に配置できます!
一般設定
メディア
オーディオ
マルチビュー
ソース
HyperDeck
カメラコントロール
ATEM Software Controlでは、新しいジョブを簡単にセットアップできます。スイッチャー設定は論理的に配置されているので、すばやく変更できます。デフォルトでは、ATEM SDIは入力1に接続されている機器に基づいて、ビデオフォーマットを自動的に選択します。しかし、スイッチャーのビデオフォーマットは、あらゆる720 HDおよび1080 HDフォーマットに変更できます。入力ラベルはカスタマイズできるので、外付けハードウェアパネルやATEM Software Controlを使用する際にソースを簡単に確認できます。マルチビューも、プログラム/プレビューの配置やオーディオメーターなどのカスタマイズが可能。HyperDeckをコントロールして、動画の再生をリモートコントロールすることもできます!
ATEM SDIでは、スイッチャーの設定をいつでもすばやく保存して、瞬時に呼び出せます!スイッチャーの状態はXMLファイルとして保存されるため、ファイルを編集して変更することも可能です。規模を拡大する場合、ATEM SDIのXMLセットアップをATEMスイッチャーの別モデルで使用できます。ATEM SDIのXMLセットアップファイルを最上位モデルのATEM Constellationスイッチャーで使用することも可能です。スイッチャーの状態は任意のタイミングで保存できるほか、定期的に自動保存を実行しながら古いバージョンのファイルを維持するようATEM Software Controlを設定することも可能です。スイッチャーの状態を保存すると、設定だけでなくメディアプールの全コンテンツも保存されます!すべて自動的に機能します!
ライブプロダクション中に複数のボタンを手動で押すのは困難ですが、マクロボタンを使用することで、スイッチャーで行う一連の複雑な操作を自動化できます。ソース間のトランジション、キーエフェクト、グラフィックなどを記録できます。マクロウィンドウを開き「記録」を選択して、通常通りにスイッチャーを操作します。実行したアクションはATEM SDIに自動的に保存され、またXMLファイルとしても保存できるため、編集や複数のマクロの結合が行えます。マクロボタンを押すだけでマクロを実行できます!マクロは外付けハードウェアパネルでも使用できるので、ATEM Software Controlを含めた様々な場所からマクロをトリガーできます。
ATEM SDIは、Blackmagic HyperDeck Studioレコーダーと動作するので、事前収録したクリップをライブプログラムで使用できます!4台までのHyperDeckをソースとして接続でき、各HyperDeckで、クリップリストの確認、クリップの選択、キュー出し、プリロール、再生がいつでも実行できます。事前に収録されたスポットCMやプロモーションビデオ、クレジットロールなどをライブプログラムに追加できます!HyperDeckを使用すれば、イベントで広告CMを再生でき、すべてをHyperDeckコントロールとマクロで自動化できます。さらに、HyperDeckでは、ミュージックビデオ用の楽しい背景や、出演者のキーイングに使用するアニメートされた背景を生成することも可能です!これらすべては、完全に同期して実行できます。
プログラムをスイッチング
カメラをコントロール
オーディオをミックス
メディアを管理
スポーツ、コンサート、宗教行事、教育関係のイベントなどの大規模なライブイベントには、複数のスタッフが一丸となって作業する、ハイパフォーマンスの制作チームが欠かせません。ATEM SDIのイーサネット接続を使用すると、同時に複数のコントロールパネルが使用できます。複数のATEM Software Controlを使用すれば、複数のスタッフが、スイッチング、メディア管理、オーディオのミックス、カメラのコントロールを個別のコンピューターで実行できるため、互いの作業の邪魔になることはありません。大規模なライブイベントでは、ハードウェアパネルを追加して最高のワークフローを構築できます。また、世界各地からインターネットを介して、ATEM Software Controlでリモートで操作することもできます。