ATEM Mini being used in studio

    ATEM SDI


    高度な放送用機能を搭載したポータブルなスイッチャーによるライブプロダクション。

    ATEM SDIシリーズは、可搬性を重要視する放送局向けに設計されたライブプロダクションスイッチャーです。ATEM SDIはATEM Miniと非常に似ていますが、ビデオ接続に3G-SDIを採用しており、各機種には2倍の数のビデオ出力が搭載されています。ATEM SDIおよびATEM SDI Pro ISOモデルは4つのSDI入力、ATEM SDI Extreme ISOモデルは8つのSDI入力を搭載。また、全SDI入力がフォーマット変換と再同期に対応しています!ピクチャー・イン・ピクチャー用のDVEも搭載。USBはウェブカムとして機能し、ビデオをコンピューターに接続します。ProおよびExtremeシリーズには配信機能が内蔵されています。オーディオに関しては、内蔵のFairlightミキサーは、各入力にコンプレッサー、リミッター、6バンドのパラメトリックEQを搭載しています! 取扱販社

    ATEM SDI Pro ISO

    ポータブルな次世代のライブプロダクション!

    ATEM SDIはATEM Miniのポータブルなデザインに、SDIインターフェースを搭載しているため、高度な放送品質のカメラやレコーダーを接続可能。これにより、極めて可搬性の高いライブプロダクションの新しい世界が切り開かれることになります。持ち運びに優れたデザインであるため、放送品質のライブプロダクションシステム全体を小さなバッグやバックパックに入れて携帯できます。ロケ先で複数のカメラを使用して、YouTubeで直接ライブ配信したり、ATEM Streaming Bridgeを用いて、スタジオへのリンクを放送品質で作成することが可能です。ATEM SDIにはカメラを複数接続できるため、1台のカメラによる遠隔撮影とは異なり、多数のカメラアングルによる面白みある遠隔インタビューを制作できます。

    ATEM SDI Pro - Close Up 1

    自己完結型の放送品質スイッチャー

    ATEM SDIは、コンパクトなオールインワン設計。コントロールパネルとインターフェースの両方を搭載しています。フロントパネルのボタンは使いやすく、ソース、ビデオエフェクト、トランジションを選択できます。ソースボタンはサイズが大きく、触るだけで識別できるため、出演者がスイッチングを行えます!また、オーディオミキシングのボタンも搭載しています。さらに、ATEM SDI ProおよびExtremeシリーズは、収録および配信のコントロール用のボタンに加え、出力の選択ボタンも搭載しているため、プログラム、カメラフィード、マルチビュー間でビデオ出力を切り替え可能。リアパネルには、カメラ用のSDIコネクター、予備のマイク入力、ウェブカム用のUSB、プログラムビデオ用に複数のSDIのAUX出力を搭載しています。

    Broadcast Switcher Rear Inputs

    3機種から選べるATEM SDIシリーズ!

    Three great ATEM SDI Models

    ATEM SDI

    すばやくセットアップでき、使用方法も簡単。フォーマット変換機能に対応した4つのSDI入力、USBウェブカム出力、2つのSDI出力、EQとダイナミクスに対応したFairlightオーディオミキサー、PIP用のDVE、トランジションエフェクト、グリーンバッククロマキー、タイトル用に20個のスチルを保存できるメディアプール、無償のATEM Software Controlを搭載しています。

    ATEM SDI Pro ISO

    このモデルは、ATEM SDIの機能に加えて、5系統のビデオストリームをリアルタイムで配信・収録できる機能を搭載。全入力のクリーンフィードが得られるので、マルチカム編集に最適です!DaVinci Resolveプロジェクトが保存されるので、ライブプロダクション映像の編集、オーディオのリミックス、カラーコレクションなどが可能です!

    ATEM SDI Extreme ISO

    このモデルは、ATEM SDI Pro ISOモデルの全機能と、8つのSDI入力および4つのSDI出力を搭載しています。9系統のH.264ビデオストリームをリアルタイムで収録できるので、8系統のクリーンフィード入力とプログラムビデオが得られます。DaVinci Resolveプロジェクトファイルも保存されます。

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    操作は簡単、即座に習得!

    他に類を見ない操作性を誇り、フロントパネルで数字がラベルされた入力ボタンを押すだけで、ビデオソースを切り替えられます。同じくフロントパネルに搭載されたCUTまたはAUTOボタンで、カットあるいはエフェクト付きのトランジションを選択可能。AUTOボタンを押すと、ATEM SDIは入力を切り替える際にビデオエフェクトを使用します。ディゾルブなどのエキサイティングなトランジションや、ディップ・トゥ・カラー、DVEスクイーズ、DVEプッシュなどのドラマチックなエフェクトから選択できます。ピクチャー・イン・ピクチャーにDVEエフェクトを追加し、ピクチャーの位置や背景をカスタマイズできます。さらにメディアプレーヤーと呼ばれるタイトルおよびグラフィック用のスチルストアにも対応しており、外部ソフトウェアコントロール経由でロードできます。

    ATEM SDI Pro connected to camera and laptop

    最大8台の放送カメラを接続可能

    モデルによってビデオ入力を4つまたは8つ搭載しているため、ATEM SDIでは複数のカメラを接続して異なるアングルを得られます。Blackmagic Studio CameraやBlackmagic URSA Broadcast G2など、SDI出力を搭載したビデオカメラは、低照明条件での性能に優れ、プロ仕様のレンズを使用するため、遥かに高い品質の映像を撮影できます。異なるビデオフォーマットを使用している場合でも、全ビデオソースがスイッチャーに再同期されます。ロケ先でのセットアップも簡単で、シンプルに機能します。技術的な心配はありません。インタビューや広告、舞台制作、音楽演奏、スポーツなどで、マルチカメラのライブプロダクションを行うことで、よりクリエイティブな制作が可能です!


    Close up of USB webcam source input

    ビデオソフトウェア用のUSBウェブカム出力!

    ATEM SDIの全機種は、最大限の互換性を得るために、ウェブカムのソースとして機能するUSBを搭載しており、コンピューターに接続するだけであらゆるビデオソフトウェアで作業可能。ATEM SDIはライブプロダクションスイッチャーですが、ソフトウェアはこれを一般的なウェブカムとして認識します。したがって、あらゆるビデオソフトウェアと互換し、フル解像度の1080HD品質が得られます。Zoom、Microsoft Teams、Skypeなど、お気に入りのソフトウェアを選択すれば、プロ仕様のマルチカム放送品質で、新しい形のプレゼンテーションを実現できます。ATEM SDIのウェブカム出力は、Open BroadcasterやXSplit Broadcasterなどの様々な配信ソフトウェアと使用できます!

    Live Stream via Ethernet on ATEM SDI Pro

    ATEM SDI Proでイーサネット経由のライブ配信

    ATEM SDI ProおよびATEM SDI Extremeシリーズは、ハードウェア配信エンジンを内蔵しており、イーサネット接続を介してライブ配信可能。つまり、YouTubeやFacebook、Twitchなどに高品質でライブ配信でき、コマ落ちも生じず、設定もシンプルです。必要な作業は、配信サービスを選択して、ストリームキーを入力するだけです。ATEM Software Controlには、配信のセットアップを表示するパレットがあります。また、マルチビューにも配信ステータスが表示されます。配信ステータスは簡単に把握できるデザインで、データレートインジケーターはビデオフォーマットに必要なインターネット速度を表示します。技術に詳しい方は、XML設定ファイルの配信プロファイルをアップデートして、新しいサービスをロードすることも可能。

    Use Ethernet Control for Wireless Internet Streaming

    5Gや4Gの携帯に接続してモバイルデータを使用

    ロケ撮影でライブプロダクションを行う場合、ATEM SDI ProおよびExtremeシリーズは、AppleやAndroidの携帯電話とUSBポートで接続可能なので、モバイルデータを使用できます!メインのイーサネット接続のバックアップにもなります。携帯電話のテザリングは、最新の高速5G、そして一般的な4Gの携帯電話を使用できます。ATEMスイッチャーは、携帯電話との接続を自動的に検出し、携帯電話のインターネットを使用するよう切り替えるので、設定を変更する必要はありません。接続された携帯電話は、USBポートを介してスイッチャーから充電可能。携帯電話のテザリングでモバイルデータを使用できるため、ATEM SDI ProおよびATEM SDI Extremeシリーズは、移動型プロダクション・ソリューションとして最適です!

    ATEM SDI Pro connected to hardrive.
    ATEM SDI Pro connected to hardrive.

    ATEM SDI ProでUSBフラッシュディスクに直接収録

    ATEM SDI ProおよびExtremeシリーズは、配信データをUSBフラッシュディスクに直接収録できます!つまり、配信と同じH.264ビデオファイル(AACオーディオ付き)を使用した長時間の収録が可能で、YouTubeやVimeoなど、あらゆるオンラインビデオサイトに直接アップロードできます。USBハブを使用して、複数のディスクへ収録することも可能。ひとつのディスクが一杯になると次のディスクに収録を継続するため、ノンストップで収録できます。収録設定およびディスクの選択はATEM Software Controlで実行でき、内蔵マルチビューに収録ステータスを表示できます。

    ATEM SDI Pro connected to hardrive.
    Edit Live Production with Separate ISO Recordings!

    個別収録を使用して、ライブプロダクションを編集!

    ATEM SDI Pro ISOおよびExtreme ISOは、全入力のクリーンフィードおよびプログラムフィードを含む、複数のビデオストリームを同時に収録できるため、ライブイベントを編集可能。ライブで使用されたメディアプールのイメージはビデオファイルと共に保存されます。ビデオファイルには、同期タイムコードやカメラ番号などのメタデータタグも含まれます。カラーグレーディング、エフェクト、グラフィックを使用して、イベントを再び編集できると想像してみてください!オーディオソースもすべて収録されるため、オーディオをプロが再ミックスできます。

    Window

    Computer with DaVinci Resolve

    DaVinci Resolveでライブプロダクションを編集

    ISOモデルはDaVinci Resolveプロジェクトファイルも収録するため、ワンクリックでライブプロダクションをビデオ編集として開くことが可能。すべてのカット、ディゾルブ、メディアプールのグラフィックもロードされます。このファイルを使用すれば、編集点の微調整や、ショットを完全に置き換えることも可能です!DaVinci Resolveの同期ビンでは、マルチビューのインターフェースでショットを編集でき、作業を簡単かつ効率的に行えます。すべての個別収録ファイルのタイムコードを自動的に一致させるので、全カメラアングルが完璧に同期した状態でスクロールできます。

    DaVinci Resolve 詳細 > デモプロジェクトをダウンロード >
    Close up of video effects on ATEM SDI Pro.

    多彩なビデオエフェクト

    ATEM SDIを使用するメリットのひとつは、幅広い内蔵ビデオエフェクトを使用して、プロ仕様の制作価値を付加できることです。CUTボタンを使用するとソースが瞬時に入れ替わります。AUTOボタンは、大規模な放送スイッチャーに搭載されているプロ向けの機能で、ビデオエフェクト付きのトランジションを実行します。長さ入力用のボタンは、ビデオエフェクトの長さを0.5、1、1.5、2秒に設定できます。また、ソース間をスムーズに切り替えるミックス、トランジションにカラーを挟むディップなど、エフェクトの種類も選択可能。トランジションの際に、イメージをスクリーン外に動かすDVEなど、楽しいエフェクトも搭載されています!

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    Microphone connected to ATEM SDI Pro.

    プロ仕様マイクに対応

    2つの独立した3.5mmステレオオーディオ入力には、デスクトップマイクやピンマイクを接続できます。ライブ配信が始まってからプログラムがスタートするまでの間に使用するイントロミュージック用に、ミュージックプレーヤーを接続することも可能。ステレオオーディオ入力が2つ付いているので、インタビュー中のホストとゲストの両者にピンマイクを使用できます。パネルには、ATEM SDIへの各オーディオ入力を操作できるボタンが搭載されており、オーディオレベルの調整やオーディオミキサーのオン/オフを実行できます。また、全モデルがFairlightオーディオミキサーに対応しており、すべてのSDI入力とマイク入力がオーディオミキサーに接続されるので、これらのオーディオソースをライブでミキシング可能。ATEM SDI Extremeには、ヘッドフォン出力も搭載されています。

    Arms holding ATEM SDI Pro showing rear inputs
    Format chart of ATEM SDI Pro

    SDI入力フォーマットを自動変換

    各3G-SDIビデオ入力には、フォーマット変換機能が搭載されています。つまり、ATEM SDIは、1080p、1080i、720pのソースを、スイッチャーで設定したビデオフォーマットに自動的に変換します。デフォルトでは、スイッチャーが自動的にビデオフォーマットを設定しますが、マニュアルであらゆるビデオフォーマットに設定することも可能。SDI出力は真の”AUX”出力であり、ソースビデオを個別にカスタマイズして、各SDI出力にルーティングできます。カメラコントロールとタリー情報が含まれているため、出力はすべてカメラに接続できます。パワフルなATEM SDI ProおよびATEM SDI Extremeシリーズでは、内蔵のマルチビューでSDI出力を表示することも可能。

    News Broadcast.
    ATEM Software Screen.
    News Broadcast.

    プロ仕様の放送用機能を内蔵!

    ATEM SDIは使いやすいだけでなく、極めてパワフルなハイエンドの放送機能を搭載しています!また、大規模な放送スタジオの大型スイッチャーと同じ機能を搭載しているので、ATEM SDIはライブプロダクションの新しい制作スタッフのトレーニングにも最適。ATEM Advanced Chroma Key、Fairlightオーディオミキサー、DVE、スチルストア、グラフィックなどを使用できます。Mac/Windowsで無償のATEM Software Controlを起動し、USBまたはイーサネット経由で接続すると、パネルでは使用できないATEM SDIの機能にアクセスできます。いろいろ試してみるうちに、放送品質のライブプロダクションの制作方法を習得できるはずです。これほど小型で低価格の製品で、真の放送スイッチャー機能を備えているのはATEM SDIだけです!

    ATEM Software Control Switcher Screen. ATEM Software Control Media Screen. ATEM Software Control Audio Screen. ATEM Software Control Camera Control Screen.

    無償のATEM Software Controlパネルを同梱

    ATEM Software Controlを使用すると、ATEM SDIのすべての機能を使用できるようになり、スイッチャーの各機能にアクセスできます。ATEM Software Controlのユーザーインターフェースはスイッチャーを視覚化したもので、パラメーターパレットで調整をすばやく実行できます。通常はUSBを介して接続しますが、イーサネットを使用する場合、複数ユーザーが各自のコンピューターでATEM Software Controlを起動し、同時にATEM SDIに接続できます。ATEM Software Controlでは、エフェクトを含むすべてのオーディオミキサー機能へのアクセス、スチルフレームのロード、マクロの高度なプログラミングなどが可能です。スイッチャーの状態をXMLファイルとして保存することも可能です!クリップを再生する必要がある場合は、イーサネット経由でHyperDeckディスクレコーダーをコントロールすることもできます。

    Picture-in-Picture example

    ピクチャー・イン・ピクチャー、トランジション、エフェクト用のDVE

    ATEM SDIの最もエキサイティングな機能はDVEです。ピクチャー・イン・ピクチャーやDVEトランジションを実行できます。DVEでは、カスタマイズ可能な3Dボーダー、シャドウ、ライティングを用いた、プロ仕様のピクチャー・イン・ピクチャーエフェクトを作成できます。画質はハイエンドモデルのATEMスイッチャーと同じで、DVEは、リアルタイムで位置、サイズ、スケーリングに対応。また、16種類のDVEスクイーズやDVEプッシュエフェクトを使用すれば、優れたトランジションを作成でき、プログラムをよりエキサイティングにできます。さらに、DVEは”フライキー”にも対応しており、カスタムグラフィックを組み合わせることで、グラフィックワイプ・トランジションを作成できます!

    Broadcast Transition Examples
    Transition sizer Screen. Transition frame example. Transition frame example.
    下記のトランジションアイコンをクリック

    プロ仕様の放送用トランジション

    ATEM SDIは、ミックス、ディップ、ワイプなど、放送品質の幅広いネイティブHDトランジションに対応。すべてのトランジションは、長さ、ボーダーの色および幅、位置、方向などのパラメーターを調整してカスタマイズ可能です。トランジションにDVEを使用して、ワイプエッジの上でグラフィックを動かすグラフィックワイプを作成できます。これは、スポーツ番組で広く使用されています。また、ATEM SDIはプレビュートランジション機能に対応しており、オンエアする前にトランジションをチェックできるので、誤操作を防ぐことができます。

    Photoshop plug-in

    Photoshopプラグイン対応内蔵グラフィック

    内蔵の「メディアプール」には、タイトル、オープニング、ロゴ用の放送品質RGBAグラフィックを20個までロードできます。メディアプレーヤーは、選択したイメージを出力できるため、グラフィックやタイトルに使用するイメージは、追加の内部ビデオソースのように扱われます。グラフィックワイプのような複雑なエフェクトにスチルフレームを使用することも可能。またATEM SDIは、ビデオからスチルをキャプチャーして、内蔵のメディアプールに保存できます。グラフィックは、ATEM Software Controlでロードできます。または、ATEM Photoshopプラグインを使って、Photoshopから直接ダウンロードすることも可能。Photoshopプラグインはメディアプレーヤーに直接ダウンロードできるため、スコアボードのような、変更を繰り返すグラフィックに最適です。


    ATEM Advanced Chroma Key example

    新しいATEM Advanced Chroma Key

    ATEM SDIは、グリーンバックのキーイングエフェクトなどに使用するパワフルなATEM Advanced Keyerを搭載しており、ニュースやオンセットでのプレゼンテーションに最適です。クロマキーは非常にパワフル。カラーピッカーで背景色をサンプリングしてキーパラメーターを自動生成できます。エッジやフレアを正確にコントロールできる他、フォアグラウンドのカラーコレクターを搭載しているため、フォアグラウンドレイヤーとバックグラウンドレイヤーをマッチさせることでシームレスに合成できます。グリーン/ブルーの背景のグラフィックを作成すれば、タイトルのオーバーレイにも使用できます。ATEM SDI Extremeは、4つのATEM Advanced Chroma Keyerを搭載しており、各カメラでキーヤーを使用できるので、バーチャルセットのプロダクションを実現できます。

    Live Broadcast, Television and Film Production Create Amazing Virtual Sets

    驚異的なバーチャルセット

    ATEM SDI Extremeシリーズは、4系統のアップストリームクロマキーヤーを搭載しており、エキサイティングなバーチャルセットを構築できます!4つの独立したクロマキーヤーを使用できるため、最大4台のカメラを用いたバーチャルプロダクションが可能。ATEM SDI Extremeは8系統の入力を搭載しているので、そのうち4つをカメラに接続し、残りの4つをバーチャルセット用のコンピューターに接続して、レンダリングしたバックグラウンドを使用できます。カメラを動かす必要がない場合、予めレンダリングしたスチルイメージの背景をメディアプレーヤーとメディアプールからロードすれば、固定カメラのバーチャルセットで撮影できます。マクロを設定して、カメラを変更したり、メディアプレーヤーに適切なバックグラウンドをロードすることも可能。

    Powerful SuperSource Processing!

    パワフルなSuperSource

    2つの独立したDVEに加え、ATEM SDI ExtremeシリーズはパワフルなSuperSourceマルチレイヤープロセッサーを搭載。ATEM SDI Extremeは、4つのDVEレイヤーとバックグラウンドレイヤーを1つの追加の入力ソースとして認識します。ATEM SDI Extremeのビデオ入力はすべて、SuperSource DVEとして使用でき、メディアプールのカスタムバックグラウンドにレイヤーされます。SuperSourceは、インタビューを受けている複数の人を複数のピクチャー・イン・ピクチャーで表示する際に最適です。エフェクトはオンエア前に設定でき、メインの2つのDVEは他のジョブ用に使用できます。SuperSourceは、追加のマルチレイヤーVFXスイッチャーを内蔵しているかのように機能します!

    ATEM SDI Pro product photo

    真の放送スタイルMEスイッチング

    ATEM SDIは購入時には「カットバス」モードになっていますが、「プログラム/プレビュー」モードに変更できます。これは、放送局のライブプロダクションスイッチャーで一般的に採用されているスタイルです。カットバスモードのスイッチングはとてもシンプルで、任意の入力を選択すると、瞬時にソースが切り替わります。しかし、ATEM SDIをプロフェッショナルな方法で操作したい場合は、ATEM Software Controlの設定でスイッチャーをプログラム/プレビューモードに変更できます。MEモードでは、ソースを選択してもCUT/AUTOボタンを押すまでオンエアされません。プログラム/プレビューの2段階方式を使用することで、ミスが防げます。

    ATEM SDI Proのマルチビューでソースステータスをモニタリング!

    複数のカメラを用いた大規模なライブプロダクションでは、1台のモニターで全ビデオソースを同時に確認できる機能は非常に便利です。ATEM SDI ProおよびATEM SDI Extremeシリーズはプロ仕様のマルチビューを搭載しており、すべてのビデオ入力に加え、プレビューとプログラムを1台のHDMIテレビやモニターで確認可能。フロントパネルのM/Vボタンを押すだけで、マルチビューが選択されます!各カメラのビューには、オンエア状態が確認できるタリーインジケーターが表示されます。また、各ビューのラベルはカスタマイズ可能で、それぞれのオーディオメーターも表示されます。さらに、ATEM SDI Extremeシリーズでは、16までのカスタムビューを選択可能。マルチビューには、収録、配信、オーディオミキサーのステータスも表示されます。

    ATEM SDI Pro product photo

    6バンドEQ、コンプレッサー、リミッターに対応した内蔵オーディオミキサー

    ATEM SDIはFairlightオーディオミキサーを内蔵しているため、複雑なライブのサウンドミキシングを実行できます。内蔵ミキサーはSDI入力に見合う数のチャンネルに対応しているので、すべてのソースのオーディオをミキシング可能。つまり、すべてのSDIソースと2つのステレオマイク入力のオーディオを扱えます。各入力チャンネルは、6バンドの高品質パラメトリックEQ、コンプレッサー、リミッター、エクスパンダー、ノイズゲート、完全なパン機能に対応。「AFV」に切り替えて入力間で自動ミキシングするようソフトウェアを設定したり、複数のソースを一度にミックスするよう設定することもできます。これらのすべてのオーディオ機能は、ATEM Software Controlから操作可能。または、互換性のあるMackieのコントロールパネルを追加することもできます。

    ATEM Software Audio Mixer screens ATEM Software Control - Equalizer

    ATEM Software Control - イコライザー

    ATEM Software Control - Dynamics

    ATEM Software Control - ダイナミクス

    ATEM Streaming Bridgeでリンクを構築

    ATEM Streaming Bridgeは、ATEM SDI ProおよびATEM SDI ExtremeシリーズからH.264ストリームを受信して、ビデオに変換するビデオコンバーターです。ローカル・イーサネットネットワークで離れた場所にビデオを送信したり、インターネット経由で世界中に送信できます!これは、高度なH.264コーデックを使用しており、非常に低いデータレートで高品質を得られるためです。つまり、インターネットでスタジオに接続できる放送品質のリンクを作成できるので、コストを大幅に削減できます。セットアップは非常に簡単です。ATEM Software Utilityがセットアップファイルを作成するので、離れた場所にあるスタジオにeメールで送信できます。ATEM Streaming Bridgeは、ATEM SDIをリモート放送スタジオとして使用するための最適なソリューションです!

    Stream to Yourself with ATEM Streaming Bridge!
    ATEM Control SDK connection

    リモートコントロール・ソリューションを開発

    イーサネット接続に対応しているため、カスタムコントロール・ソリューションを使用できます。ATEM SDIはATEM Software Controlを同梱していますが、イーサネットを使用すれば独自のソリューションで、ATEMを世界各地からリモートコントロール可能!一般的なワークフローとして、ATEM SDIをカメラの近くに設置して、コントロールルームなどの静かな場所からイーサネットを介して、リモートコントロールする方法が用いられています。コントロールルームからスイッチャーをコントロールできるため、撮影現場から離れた場所にコントロールルームがあるプロフェッショナルな放送スタジオを構築できます!また、イーサネットで複数のパネルを同時に接続することも可能。デベロッパーSDKを使ったカスタムソリューションも構築できます。

    HDMI Computer

    HDMIコンピューターに接続

    ATEM SDIにCGを接続する必要がある場合、Micro Converter HDMI to SDIを使用します。直接接続できるので、素晴らしい品質が得られます!グリーンバック用のグラフィックを作成すると、ATEM Advanced Keyerでライブバックグラウンドにタイトルを合成できます。コンピューターは、メディアプレーヤーとしても使用できます。


    HDMI Computer

    HDMIカメラに接続

    Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K/6Kに接続するには、Micro Converter BiDirectional SDI/HDMIを使用します。このコンバーターは、カメラのHDMIをスイッチャーのSDI入力に変換します。また、スイッチャーのSDI出力にカメラコントロールの情報をエンベッドし、カメラへのHDMIデータリンクで送信することも可能。タリーとカラーコレクターのコントロールを直接スイッチャーから実行できます。

    Person utilising ATEM Panels to broadcast show

    ATEM 1 M/E Advanced Panelで高速な操作

    ATEM SDIはイーサネットを内蔵しているので、ハイエンドのワークフローではハードウェアコントロールパネルを使用でき、スイッチャーに搭載された全機能をフルに活用できます。ATEM 1 M/E Advanced Panelでは、高速のプログラム/プレビュースタイルのスイッチングが可能で、プログラム列とプレビュー列に個別にソースボタンが配置されています。すべてのトランジションは、自動またはTバーを使用してマニュアルで操作できます。ジョイスティックは、DVEのX/Y位置調整、回転、サイズ調整を実行でき、DVEを正確にコントロール可能。専用のノブやボタンがない機能は、LCDメニューでコントロールできます。マクロのプログラムやトリガーも可能です!将来的に大型のATEMスイッチャーにアップグレードしても、ハードウェアパネルは使用できます。

    ATEM 1 M/E Advanced Panel and ATEM Camera Control Panel

    ATEM Camera Control Panel

    ATEM 1 M/E Advanced Panel

    業界標準のプロ仕様カメラコントロール

    ライブプロダクションでは、複数のカメラ間を切り替えるため、ルックが一貫するようにカラーバランスを整え、すべてのカメラが完璧にマッチしている必要があります。ATEM Camera Control PanelはATEM SDIと共に使用でき、カメラコントロールに最適なソリューションです。すべてのコントロールコマンドはSDIカメラコントロールプロトコルを使用してカメラへ送信されます。このプロトコルは、Blackmagic URSA BroadcastやBlackmagic Studio Cameraでサポートされています。CCUスタイルのジョイスティック、RGBカラーのコントロール、マスターゲイン、ブラック、アイリスなどを含む専用のコントロールを使用できます。さらに、すべてのコントロールは従来式の配置になっており、経験豊富なオペレーターにも、初めて使う人にも使いやすくなっています。

    Compatible Products

    Blackmagicカメラ、パネル、デッキなどと互換!

    ATEM SDIは機能を拡張できるので、ニーズの変化に対応できます。ATEM Advanced Panelを追加すれば、業界標準のプロ仕様のスイッチャーコントロールが可能。ATEM Camera Control Panelを追加すれば、4台までのカメラのコントロールとカラーバランスの調整がすばやく実行できます。カメラにおいては、Blackmagic Studio Cameraがスタジオカメラとして適しています。同カメラには、タリーとコントロールがコンパクトで持ち運びやすいデザインに内蔵されています。マスタリングには、HyperDeck Studioレコーダーが最適。ProRes、H.264、DNxなどの広く使用されているフォーマットに対応しています。UltraStudioやBlackmagic Web Presenterを使用すれば、ライブ配信も行えます!Micro Converter SDI to HDMI 3Gを追加すると、HDMIモニタリングも可能。

    1.

    Blackmagic URSA Broadcast G2

    放送・ライブプロダクション向けに設計されたカメラ。6Kセンサー、+36dBのゲイン、ワイドダイナミックレンジ、B4レンズマウントに対応。Blackmagic RAW、ProRes、H.264、H.265ファイルフォーマットでの収録をサポート。

    2.

    Blackmagic Studio Viewfinder G2

    URSA Broadcastがプロ仕様のスタジオカメラに変身。高輝度の大型7インチスクリーン、取り外し可能なサンシェード、調整可能なマウント、明るさ、コントラスト、フォーカスピーキングのコントロール用ノブを搭載。

    3.

    Blackmagic Camera Fiber Converter

    SMPTEファイバーを使用して、URSA Broadcastカメラを最長2km離れたライブスイッチャーに接続。1本のSMPTEファイバーケーブルでビデオ、コントロール、電源を伝送!

    4.

    Blackmagic Studio Fiber Converter

    SMPTEファイバーを12G-SDI放送機器に変換し、最長2km離れたリモートカメラに給電。SMPTEファイバーから12G-SDIへの変換、複数チャンネルのリターンビデオ、コントロール、電源の変換をサポート。

    5.

    Blackmagic Studio Camera 4K Pro G2

    プロ仕様のSDIスイッチャーとの使用を意図して設計されたカメラ。Plusモデルの全機能に加え、12G-SDI、プロ仕様のXLRオーディオ、高輝度HDR LCD、10GイーサネットIPリンクに対応。

    6.

    HyperDeck Studio HD Mini

    H.264、ProRes、DNxHDファイルをSD/UHS-IIカードまたは外付けUSBディスクに、1080p60までのSDおよびHDフォーマットで収録できる小型デッキ。タイムコードおよびリファレンスジェネレーター、3G-SDI入出力、HDMI出力を搭載。

    7.

    HyperDeck Studio HD Pro

    Plusモデルの全機能に加え、SSDスロットおよびSDカードスロットをそれぞれ2つ搭載。クラッチに対応した機械加工のサーチダイヤル、SDIモニター出力、XLRタイムコード接続もサポート。

    8.

    ATEM Camera Control Panel

    最大4台のカメラのアイリス、シャッタースピード、ホワイトバランス、マスターゲイン、ペデスタル、RGBをコントロール可能。

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    ATEM SDI

    ATEM SDI

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    お求めやすい価格のライブスイッチャー。フォーマット変換に対応した4つの3G-SDI入力、USBウェブカム出力、EQおよびダイナミクスに対応したオーディオミキサー、2D DVE、トランジション、グリーンバック・クロマキー、タイトル用の20個のスチルなどに対応。

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    ATEM SDI Pro ISO

    ATEM SDI Pro ISO

    コンパクトなライブ配信スイッチャー。フォーマット変換に対応した4つの3G-SDI入力、内蔵のハードウェア配信機能、マルチビュー、USBウェブカム、DVE、クロマキー、メディアプレーヤー、全4ビデオ入力の個別収録に対応。

    ¥132,800

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    ATEM SDI Extreme ISO

    ATEM SDI Extreme ISO

    パワフルなライブスイッチャー。フォーマット変換に対応した8つの3G-SDI入力、内蔵のハードウェア配信エンジン、マルチビュー、USBウェブカム、DVE、クロマキー、メディアプレーヤー、全8ビデオ入力の個別収録に対応。

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