1. メディアステータス
収録または再生をインジケーターで確認可能。
HyperDeck Studioシリーズは、先進的な設計により、1Uラックマウントの高さのコンパクトなボディにプロ仕様デッキのパワフルな機能を搭載しています。一般的で廉価なSDカードやUHS-IIに収録することにより、これほどの小型化が可能になりました。これらのカードは、過去のプロ仕様メディアと比べて格段に小さなサイズです。Proシリーズは1Uラックマウント幅で、SDカードスロットに加え、デュアルSSDにも対応しているため、合計4つのメディアスロットを使用可能。HyperDeck Studioは小型でありながら、デュアルレコーダー、プロ仕様のインターフェース、使い慣れたVTR式のコントロールなどを搭載しているため、大型デッキでは不可能な方法で使用できます!
HyperDeck Studioシリーズの最小モデルは、Teranex Miniのフォームファクターを踏襲しています。モジュラーデザインであるため、Teranex Mini Rack Shelfの1Uラックに3台のHyperDeck Studio HD Miniをマウントして使用したり、スイッチャーやコンバーター、配信プロセッサーなど、他の製品と組み合わせて使用可能。サイズは小型ですが、3G-SDI入出力、HDMI出力、デュアルSDカード・メディアスロット、シンクジェネレーター&タイムコードジェネレーター、フロントパネルコントロール、ACおよびDC電源入力などのパワフルな機能を搭載しています。USBをコンピューターに接続すると、HyperDeck Studio HD Miniはウェブカメラのように機能するため、あらゆるビデオソフトウェアを使用可能。
収録または再生をインジケーターで確認可能。
コンパクトな収録・再生ボタン。
ビデオ、トランスポート、オーディオメーター、メニューを表示。
SDカードおよび高速のUHS-IIカードに対応。
サーチダイヤルでメニューをスクロール。
シャトル、ジョグ、スクロールを実行できるコンパクトなサーチダイヤル。
100〜240V AC電源内蔵。
放送スタイルRS-422デッキコントロール。
複数のデッキを同期するためのシンクジェネレーターを内蔵。
民生用テレビやプロジェクターでの再生に対応。
ロック式12V電源接続。
デッキコントロールおよびメディアファイル転送に対応。
内部ジェネレーターからのタイムコード接続。
外付けディスクやディスクアレイに収録。
1080p60までのあらゆるSDおよびHDフォーマットに対応。
HyperDeck Studio HD PlusはMiniモデルの全機能に加え、サイズが大きいため、より多くのコントロールと接続を搭載。このモデルは6G-SDIに対応しているため、30fpsのUltra HDまでのProRes収録・再生が可能で、SDIループ出力とHDRもサポートしています。2つの6G-SDI出力では、1080p60までのフィル&キーの再生にも対応。HDMI入力とオーバーレイに対応した専用の3G-SDIモニタリング出力も搭載しています。フロントパネルでボタンを押すと、専用のRS-422リモート出力に送信されます。また、DC電源は放送スタイルのXLRコネクターを採用。フロントパネルには、トランスポートコントロールボタン、ヘッドフォンソケット、スピーカーを搭載しています。
ボタンを押すと、スピーカーでオーディオをモニタリング可能。
収録または再生をインジケーターで確認可能。
放送スタイルのデッキコントロールボタン。
ビデオ、トランスポート、オーディオメーター、メニューを表示。
ヘッドフォン接続用の1/4インチ・オーディオジャック。
SDカードおよび高速のUHS-IIカードに対応。
サーチダイヤルでメニューをスクロールして、設定を変更。
シャトル、ジョグ、スクロールを実行できるコンパクトなサーチダイヤル。
100〜240V AC電源内蔵。
RS-422デッキコントロール、複数のデッキへループ。
外付けディスクやディスクアレイに収録。
複数のデッキを同期するためのシンクジェネレーターを内蔵。
1080p60までのSDおよびHD、2160p30までのProResに対応。
放送スタイル4ピン12V電源接続。
リモートデッキコントロールおよびファイル転送に対応。
内部ジェネレーターからのタイムコード接続。
カメラ、プロジェクター、テレビへの収録・再生。
HyperDeck Studio HD Proは1Uラックマウント幅なので、Plusモデルの全機能に加え、さらに多数の機能に対応。このモデルは、2つのSSDスロットに加え、2つのSDカードスロットも搭載しています。つまり、HyperDeck Studioの異なる機種間でメディアカードを簡単に移し変えて使用できます。優れた使用感のトランスポートコントロールボタンを搭載しており、機械加工のサーチダイヤルは電子クラッチに対応しているため、シャトルモードでの回転が調整されます。サーチダイヤルをジョグ、シャトル、スクロールモードに切り替えるボタンも搭載。リアパネルも大きいため、タイムコード接続にはXLRコネクターを採用しています。
ボタンを押すと、スピーカーでオーディオをモニタリング可能。
収録または再生をインジケーターで確認可能。
放送スタイルのデッキコントロールボタン。
ビデオ、トランスポート、オーディオメーター、メニューを表示。
ジョグ、シャトル、スクロールを選択可能。
ヘッドフォン接続用の1/4インチ・オーディオジャック。
SSDでの収録および再生に対応。
SDカードおよび高速のUHS-IIカードに対応。
サーチダイヤルでメニューをスクロール。
金属製のサーチダイヤル、電子クラッチに対応。
100〜240V AC電源内蔵。
RS-422デッキコントロール、複数のデッキへループ。
複数のデッキを同期するためのシンクジェネレーターを内蔵。
内部ジェネレーターからのタイムコード接続。
1080p60までのSDおよびHD、2160p30までのProResに対応。
放送スタイル4ピン12V電源接続。
リモートデッキコントロールおよびファイル転送に対応。
外付けディスクやディスクアレイに収録。
3G-SDIモニター出力、グラフィックオーバーレイに対応。
カメラ、プロジェクター、テレビへの収録・再生。
HyperDeck Studio 4K Proは、HDモデルの全機能に加え、Ultra HDで作業可能な処理能力を搭載した極めてパワフルなモデル。このモデルは完全な12G-SDIであり、12G-SDIループ出力に対応しています。2つのSDI出力は両方とも12G-SDIなので、真のUltra HDフィル&キーの出力用にProRes 4444ファイルを再生可能。HDMI接続と、ProResおよびDNxファイルフォーマットは、SD、HD、Ultra HDテレビフォーマットで切り替わります。他の機種と同様、SDとHD用にH.264に対応しているだけでなく、このモデルではUltra HDでの収録にはH.265を使用可能。ネットワークに関しては、10Gイーサネットを搭載しているため、驚異的な速さで作業が行えます!また、2つのAC電源も搭載しているため、電源にも冗長性が得られます。
ボタンを押すと、スピーカーでオーディオをモニタリング可能。
収録または再生をインジケーターで確認可能。
放送スタイルのデッキコントロールボタン。
ビデオ、トランスポート、オーディオメーター、メニューを表示。
ジョグ、シャトル、スクロールを選択可能。
ヘッドフォン接続用の1/4インチ・オーディオジャック。
SSDでの収録および再生に対応。
SDカードおよび高速のUHS-IIカードに対応。
サーチダイヤルでメニューをスクロール。
金属製のサーチダイヤル、電子クラッチに対応。
デュアル100〜240V AC電源で完全な冗長性を確保。
RS-422デッキコントロール、複数のデッキへループ。
複数のデッキを同期するためのシンクジェネレーターを内蔵。
内部ジェネレーターからのタイムコード接続。
2160p60までのProRes、DNx、H.264、H.265に対応。
放送スタイル4ピン12V電源接続。
リモートデッキコントロールおよび高速でのファイル転送に対応。
外付けディスクやディスクアレイに収録。
3G-SDIモニター出力、グラフィックオーバーレイに対応。
カメラ、プロジェクター、テレビへの収録・再生。
フロントパネルのトランスポートコントロールボタンは、収録、再生、早送り、巻き戻し、前のクリップに移動、次のクリップに移動、停止、入力の選択など、標準的な放送デッキの機能を搭載しています。これらのボタンは、従来型の放送デッキに合わせてカスタム設計されているため、慣れ親しんだ使用方法で操作可能。また、スムースな触り心地でありながら、しっかりとした押し心地の丈夫なボタンとなるように設計されているため、何年にも渡る継続的な使用にも耐えられます。
Proシリーズのサーチダイヤルは単純なエンコーダーを超えた存在。エレガントでありながら、優れた使い心地を考慮してカスタム設計されています。ノブは強固な機械加工の構造を採用しており、回転に慣性が働くため、ジョグやスクロールをする際に、昔ながらのアナログの感触が得られます。サーチダイヤルの表面は、独自の模様が施された、柔らかなゴムでコーティングされているため、触り心地に優れています。これは、究極の触り心地を追求する弊社エンジニアによる調査の結果、実現した独自の特徴です。サーチダイヤルには電子クラッチが内蔵されており、シャトル速度の限界、またはジョグとスクロールではメディアの終わりに達するとダイヤルが停止します。また、メニューをスクロールする際にもクラッチは機能し、最後のメニュー項目にたどり着くと回転が止まります。
HyperDeck Studioの新しい冷却システムは静音設計となっており、何時間にも及ぶ高フレームレートでのビデオ収録でも、最適な作動温度を保ちます。冷却システムには複数のファンが搭載されており、各ファンは比較的低速で稼働するため、静かに動作し、ファンの摩耗も少ないので長年に渡って使用可能。また、複数のファンを搭載していることで冗長性も得られるため、1つのファンに問題が生じても、別のファンが稼働し続けます。HyperDeck Studioの各モデルは、カスタム設計された冷却ダクトを搭載しており、ユニットの片側から反対側に向けて送風し、処理ICの上を流れるようにして冷却を行います。これにより、上面に熱が伝達されないため、複数のHyperDeckをラックで重ねて使用可能。
HyperDeckは、放送のプロが長年に渡って使用することを考慮して設計されています。メディアスロットは、交換可能な差し込み式のプリント基板を採用。長期の使用によりメディアスロットが磨耗や損傷した場合、SDカードまたはSSDインターフェースの新しいプリント基盤を取り付けられます。つまり、HyperDeck Studioの重要な機械構造部分の消耗部品は交換できるように設計されているため、何年にも渡って使用できます。資格を持った技術者ならHyperDeckの蓋を簡単に取り外して、新しいメディアインターフェースカードを接続できます!
HyperDeck Studio Miniは小型かつ内蔵電源を搭載しているので、ブリック型の外部電源を持ち運ぶ必要はありません。AC主電源に接続するだけで、ビデオを収録・再生可能。100〜240V ACの範囲内で電源を自動的に切り替えるので、世界各地で使用できます!HyperDeck Studioの全モデルはACとDC両方の電源接続を搭載。HyperDeck Studio HD Miniはロックコネクターを採用した12V DC電源入力、その他の機種は放送スタイルの4ピンXLR 12V DC電源接続を搭載しています。HyperDeck Studio 4K Proは、2つの個別のAC電源を搭載しているため完全な冗長性が得られます。
HyperDeck Studio HD Miniはわずか1/3Uラック幅であり、HyperDeck Studio HD Plusは1/2Uラック幅であるので、複数のユニットを1Uラックに設置可能。Blackmagic Universal Rack Shelfでは、これらの機種のHyperDeckをマウントし、ラック全体を機材ラックにボルト留めできます。HyperDeck Studio HD Miniは3台、HyperDeck Studio HD Plusは2台を1Uラックに設置して収録できます。各ユニットが電源、LCD、コントロールを搭載しているため、冗長面で優れた収録方法です。また、アナログコンバーターやATEM Television Studio HDスイッチャーなどの機材を組み合わせて使用することも可能。