ブラックマジックデザイン、HyperDeck Studio 12Gを発表
Blackmagic Design、世界最先端のソリッド・ステイト放送用デッキを使った Ultra HD 2160p60収録を発表
NAB 2015、アメリカ合衆国ラスベガス 2015年4月13日 - Blackmagic Designはこの日、HyperDeck Studio 12Gを発表した。HyperDeck Studio 12Gは、プロ仕様のソリッド・ステイト・ディスクベースの新しい放送用デッキで、最大2160p60までのSD、HD、Ultra HDの収録が可能。HyperDeck Studio 12Gは、従来型のVTRスタイルコントロールを採用しており、高度な12G-SDIおよびHDMI 2.0インターフェースを搭載しているため、1本のケーブルで高フレームレートのUltra HDを収録できる。
Blackmagic HyperDeck Studio 12Gは、NAB 2015のBlackmagic Designブース(#SL219)にて展示され、5月より$2,495で発売予定。
高度なテクノロジーを搭載したHyperDeck Studio 12Gは、HyperDeck シリーズの最新製品であり、旧型の放送用デッキの代替となる。ユーザーは、従来型のデッキと同じ機能やコントロールに加えて、SDおよびHDに対応した10-bit 4:2:2品質の非圧縮ファイルの収録、あるいはSD、HD、そしてUltra HDに対応した放送局品質のProResおよびDNxHDファイルの収録が可能だ。
HyperDeck Studio 12Gは、将来にわたって使用可能な唯一のデッキで、あらゆる種類のプロダクションに対応する。HyperDeck Studio 12Gは、今日使用されている既存のSDおよびHD機器と使用できるだけでなく、将来的に必要が生じた場合は、自動的に高フレームレートUltra HD 2160p60に切り替えられるのだ。
高フレームレートのUltra HDは、細部までクリアでシャープ、そして滑らかなモーションを実現するため、スポーツの生中継などに最適だ。またHyperDeck Studio 12Gは、ATEM Broadcast Studio 12Gなどの最新の放送用スイッチャーと併せて使用して、マスタープログラム出力を収録することも可能である。複数のHyperDeckを使用すれば、スイッチャーからのクリーンフィードを収録したり、各カメラからのISO収録が可能なので、フルフレームレートの2160p60ビデオを得て、即座にリプレイに使用したり、あるいは後からポストプロダクションに使用したりできる。
HyperDeck Studio 12Gは、最新のマルチレート12G-SDIおよびHDMI 2.0インターフェースを搭載しているため、高フレームレート2160p60を含む、事実上すべてのSD、HD、Ultra HDフォーマットと互換性を持つ。
また、2つのSSDスロットを搭載しており、1つのディスクがフルになった場合、自動的に次のディスクに収録を続けるため、フル10-bit 4:2:2品質ビデオを2.5インチSSDに継続的に収録できる。HyperDeck Studio 12Gが作成するファイルは、ポストプロダクションで即座に使用でき、SSDカードはMac/PCに直接マウント可能だ。つまり、エディターやカラリストたちは、ファイルを変換、トランスコードしなくても即座に使用できるのだ。これらのファイルは、DaVinci Resolve、Final Cut Pro X、Premiere Pro、Media Composerなど、人気のあるすべてのポストプロダクション・アプリケーションと互換性を持っている。
HyperDeck Studio 12Gは、コンパクトな1Uラックマウントデザインで、あらゆる機材ラック、フライアウェイキット、野外中継車などに簡単に収納できる。アルミ削り出しボディは非常に堅牢で、過酷なプロダクション環境でも使用できる耐久性を備えている。HyperDeck Studio 12GのフロントパネルにはVTRスタイルのコントロールが搭載されており、慣れ親しんだ方法で簡単にコントロール可能だ。フロントパネルは、発光性の再生、録画、巻き戻し、早送りボタン、標準のジョグ/シャトルホイールに対応している。また、HyperDeck Studio 12Gは、標準のRS-422デッキコントロールあるいはSDI開始/停止トリガー経由で、リモートコントロールすることも可能である。
「近代的なファイルベース方式で、高フレームレートUltra HDの収録を実現できるHyperDeck Studio 12Gは、非常にエキサイティングな製品です。 」Blackmagic DesignのCEO、グラント・ペティは語る。「Blackmagic Designユーザーは、カメラからスイッチャー、ルーター、そしてレコーダーまで、完全にUltra HDに対応したソリューションを実現できるのです。これらはすべてオープンスタンダードですので、ユーザーはUltra HDへと移行するために、高価な独自仕様のカメラ、メディア、ケーブル、コネクター、ルーターなどを購入する必要はありません!」
HyperDeck Studio 12Gの主な機能
- 2160p60までのSD、HD、Ultra HD収録・再生
- 非圧縮10-bit、DNxHD、ProRes品質でSSDにキャプチャー・再生
- ProResファイル、非圧縮ビデオでQuickTimeフォーマットを、DNxHDでMXFファイルをサポート
- 1つのディスクがフルになった場合、次のSSDに収録を続けるデュアルSSDスロットで継続的な収録が可能
- あらゆるSD/HD/Ultra HDビデオフォーマットを自動的に切り替える12G-SDI入出力
- Ultra HD 4Kに対応可能なHDMI 2.0入出力
- ソフトウェアアップデートおよび新機能/ビデオフォーマット追加用のUSB接続
- 外部コントロール用RS-422デッキコントロールインターフェース
- トランスポートコントロール、設定変更用のイーサネット
- 110/240V内蔵電源に対応した1Uラックマウントサイズ
ご購入と価格
HyperDeck Studio 12Gは、5月より、US$2,495でBlackmagic Design販売店にて発売予定。
フォト
HyperDeck Studio 12Gおよびその他のBlackmagic Design製品の写真はこちらwww.blackmagicdesign.com/jp/press/images/
会社概要
Blackmagic Designは、映画、ポストプロダクション、放送業界に向けて世界最先端のビデオ編集製品、デジタルフィルムカメラ、カラーコレクター、ビデオコンバーター、ビデオモニタリング、ルーター、ライブプロダクションスイッチャー、ディスクレコーダー、波形モニター、リアルタイム・フィルムスキャナーを開発している。Blackmagic DesignのDeckLinkキャプチャーカードは、その品質と価格で放送業界に革命をもたらした。また、エミー™ 賞を受賞したDaVinciカラーコレクション システムは、1984年以降、テレビ、映画業界の中心となっている。Blackmagic Designは、現在も6G-SDI、12G-SDI製品、ステレオスコピック3D、Ultra HDワークフローなどの独創的な革新を続けている。世界をリードするポストプロダクションエディターやエンジニアにより設立されたBlackmagic Designは、現在アメリカ合衆国、イギリス、日本、シンガポール、そしてオーストラリアにオフィスを構えている。詳細はwww.blackmagicdesign.com/jp