Ultimatte 12 HD Mini
HDMI接続を搭載したユニークなUltimatte 12。民生用のカメラで世界最先端のキーヤーを使用できます。Ultimatte 12のパワフルな処理能力とフレームストアに対応しており、追加のコストなしでバーチャルセットを作成できます!
新しいUltimatte 12は世界最高峰のキーヤーであり、次世代の放送グラフィックのために設計された高度なリアルタイム合成プロセッサーです。Ultimatte 12は全く新しいアルゴリズムとカラーサイエンスにより、写真のようにリアルな合成を実現。これまでにないほど優れたエッジ処理、色分解、色忠実度、スピル除去が可能で、暗いシャドウ部分や、窓などの透明なオブジェクトにも対応可能です。Ultimatte 12は、4つの優れたモデルを取り揃えており、HD、Ultra HD、そしてネイティブ8Kにも対応します!天気予報、スポーツ番組、ニュース、エンターテイメント番組で、すべての合成をリアルタイムで行い、シネマ品質で提供できると想像してみてください。
取扱販社ライブ番組で複数のカメラを使って様々なアングルから撮影している場合、グリーンバックに様々なバリエーションが生じてしまうことがあります。また、ライブプロダクションスイッチャーに内蔵されたキーヤーは、カメラ間で共有されることが多く、カメラによってグリーンバックの見え方が少しずつ異なるため、キーイングの作業が複雑になります。新しいUltimatte 12は優れたテクノロジーによりこの問題を解決します。お求め安い価格なので、すべてのカメラにキーヤーを追加できます。つまり、各Ultimatteをそれぞれのカメラの視点に調整することが可能です。各カメラで専用のUltimatteを使用することで、セットデザインを遥かに凌駕する合成が可能となり、まったく新しい世界を創造できます!
ニュース番組、スポーツ、映画制作、あるいはマガジンスタイルのトーク番組でUltimatte 12を使えば、驚くほどリアルな合成を作成し、あらゆるシーンに出演者を合成できます!さらに、Ultimatte 12の新機種は、フレームストアを内蔵しているので、全ての入力にライブビデオソースを必要としません。また、コンピューターで作成した拡張現実のフォアグラウンドのオブジェクトをシーン内で重ねるためにも使用でき、リアルな透明性が得られるので、出演者がそのオブジェクトの後ろを歩いているように見せることもできます。Ultimatte 12では、撮影中でも出演者や監督がシーンを確認できるため、映画制作の現場におけるプリビズに最適です。
カメラ 1
カメラ 2
カメラ 3
カメラ 4
小さなアパートや地下室でも、大規模な放送セットを作成できます!全機種がフレームストアを内蔵しているため、予めレンダリングしたスチルフレームを3Dモデルの放送セットからロードできます。物理的な放送セットのスペースがなくてもバーチャルセットを使用できるので、ライブプロダクションにおける革命となります!外部機器を使用する必要もありません。複数のカメラそれぞれにUltimatte 12を使用し、背景フレームをロードするだけです。バックグラウンドは予めレンダリングされているので、従来のバーチャルセットよりもリアルです。カメラを動かさなければ、バックグラウンドは完璧に見えます。Ultimatte 12はお求め安い価格なので、より多くのカメラを使用できます。
HDMI接続を搭載したユニークなUltimatte 12。民生用のカメラで世界最先端のキーヤーを使用できます。Ultimatte 12のパワフルな処理能力とフレームストアに対応しており、追加のコストなしでバーチャルセットを作成できます!
世界最高峰のクロマキーヤーのお求め安い価格のHDモデル。Ultimatte 12の高度な処理機能により、次世代のエッジ処理、驚異的な色分解、優れたスピル抑制を実現します。
HDおよびUltra HDでの作業用に12G-SDI接続を搭載した、世界最高峰のクロマキーヤー。Ultimatte 12は、次世代のエッジ処理、驚異的な色分解、優れたスピル抑制に対応しています。
HD、Ultra HD、8Kでの作業用にクアッドリンク12G-SDIを搭載した、世界最高峰のクロマキーヤー。将来を見据えた設計に、8Kに対応したUltimatte 12の処理能力を搭載しており、次世代の放送および映画制作を実現します。
Ultimatte 12 HD Miniを含む、Ultimatte 12の全モデルは、驚くほど高度なイメージ処理アルゴリズムと、広大な内蔵カラースペースに対応しています。つまり、どのモデルでも全く同じ品質の合成を作成できます!内部マットが自動的に生成されるため、各エリアの色に基づいてイメージの異なる部分を別々に処理できます。これは、1つのイメージで複数のUltimatteキーヤーを同時に使用するようなものです。また、髪の毛などでエッジのディテールを得られ、シーン内での色と色、あるいはオブジェクト間の自然な境界を実現できます。すべての処理は新しい数学的/サブピクセル処理に基づいて実行され、驚異的な品質と鮮やかさを得られます。
File ClearボタンをクリックしてUltimatte12のオート機能を視聴
ライブプロダクションでは、作業にスピードが要求されます。Ultimatte 12は、ワンタッチ・キーイングテクノロジーを搭載。シーンを分析して自動的に100以上のパラメーターを設定するので、余分な作業なしで優れたキーイングを実行できます。使用にあたっては、まず、照明が十分であること、ホワイトバランスが適切に設定されていることを確認します。次にオートキーをオンにすると、Ultimatteがすべての作業を行います!さらに、全モデルに、グリーン/ブルーバックの照明のムラを修正するスクリーン補正機能が搭載されています。ワンタッチ・キーイングは作業を劇的にスピードアップし、最小限の作業でキーを正確に抜くことができます。Ultimatte 12がキーイングを行うため、撮影に集中できます!
従来のキーヤーでは、色付きのガラスやコンピューターグラフィックスなど、半透明のオブジェクトを追加することは事実上不可能です。これは、半透明色のオブジェクトから、そのオブジェクトの元の色を変えずにグリーン/ブルーバックを抜くことができないためです。しかし、Ultimatte 12は、新しい革命的なレイヤー合成モードに対応しており、フォアグラウンドの上に色付きのオブジェクトを追加できます。これにより、まったく新しい世代のリアルな半透明ガラスのルックを放送グラフィックで使用できます。つまり、オブジェクトを透かして見ることができ、出演者がそのオブジェクトの後ろを歩いても、オブジェクトの色が正確に維持されるので、ショットが非常にリアルに見えるのです!
Ultimatte 12は、高度なフレア/エッジ/トランジション処理に対応しているので、残したい色はそのままでバックグラウンドを切り取ることができます。つまり、グリーンバックの前で明るい黄色のドレスを着ている場合などでも、元の色を保ち、忠実に再現できます。これは他のキーヤーでは不可能です!Ultimatte 12はイメージ内の異なる部分を分離して個別に扱うと同時に、色の境界を自然に再現します。最高品質の合成が可能なので、最終的な出力は写真のようにリアルになります。他のキーヤーとは異なり、Ultimatte 12は鮮やかなカラーのクリアなイメージを作成できます!
改善されたUltimatte 12のフレア・アルゴリズムは、あらゆるものから緑のティントやスピルを取り除けるため、非常にリアルなルックのバーチャル環境を作成できます!影や、反射の映った透明なオブジェクトに関する心配は無用です。Ultimatte 12は、壁や床、あるいはその他のエリアの色を自動的にサンプリングし、シームレスなマットを作成して必要な修正を施します。影は適切にマッピングされ、新しいバックグラウンドに合成されます。スピルは除去され、透明のオブジェクトを完璧に扱うことができます!
Ultimatte 12は、モデルによって最大7種類の入力コネクターを搭載しており、異なるソースのエレメントを合成できます。これらには、フォアグラウンド、バックグラウンド、そしてホールドアウトマット/ガベージマット、合成イメージの上に追加イメージをスーパーインポーズする追加入力が含まれます。Ultimatte 12は、固定ショットを扱う際、同期していないソースを使用することも可能です!新しいUltimatte 12シリーズでは、ビデオソースを接続していなくても操作可能です。これは、内部フレームストアから、バックグラウンドやその他のエレメントを瞬時にロードできるためです!この機能により、Ultimatteをベースとした放送システムの構築にかかる費用を大幅に削減できます。
2つのリダンダント100-240V電源で、重要な放送における信頼性を確保。
USBを使用して、ファームウェアのアップデートおよびUltimatte管理ソフトウェアとの接続が可能。
外部スイッチャーで合成を重ねたい場合に、フィル&キー出力を使用。
出演者の確認用モニターに接続可能。
MacおよびWindows対応のUltimatte Software Control、またはSmart Remote 4との接続に使用。
GPI入力を使用して、プリセットまたはマクロスタイルのプリセットのシーケンスをロード・実行。
外部スイッチャーで合成を構築する際は、この出力とフィル出力を使用。
モニタリングループにより、複数のUltimatteユニットの異なる内部ソースをプレビュー可能。
バーチャルセットのビデオソースやマットペイントなど、新しいバックグラウンドを含むソース入力。
バックグラウンド内の不透明エリアを特定し、フォアグラウンドのエレメントを該当エリアの後ろに表示可能。
フォアグラウンドソースから合成に含めたくない領域を削除。
カメラからのソース。グリーンバックで撮影したタレントのショットなど。
スクリーンと同系色のアイテムなど、フォアグラウンドの被写体がキーで抜かれるのを防ぐために使用。
フォアグラウンドの上にタイトルなどのソースをスーパーインポーズするダウンストリームキーヤー入力。
レイヤーソース用のキー。レイヤー入力で合成を作成する際に使用。
バックグラウンド、フォアグラウンド、レイヤーをすべて合成した放送用のメイン出力。
Ultimatte 12 4KおよびUltimatte 12 8Kは、高度な12G-SDIコネクターを搭載しており、現在のHDビデオフォーマットに加えて、未来のUltra HDおよび8Kビデオフォーマットにも対応できます。12G-SDIは、単一のBNC接続で高フレームレートUltra HDに対応でき、一般的なHD機器にも簡単に接続できます!Ultimatte 12 4Kは、事実上ほぼすべてのSD、HD、3G、6G、12G-SDI機器と互換性を持ち、2160p60までのあらゆるHDおよびUltra HDフォーマットをサポート。Ultimatte 12 8Kモデルはクアッドリンク12G-SDIに対応しており、4320p60 8Kまでのあらゆるビデオフォーマットをサポートしています。つまり、現在はUltimatte 12をHDカメラと使用して、将来的にUltra HDまたは8Kに切り替えられます。
Ultimatte 12の全機種は、モニターのカスケード接続に対応しており、最大8台のUltimatteのモニター出力を単一のSDIディスプレイで表示できます。8台までのUltimatteを、それぞれのモニター入力およびモニター出力を使用してSDIでデイジーチェーン接続し、最後のユニットをSDIモニターに接続するだけです。Ultimatte Software ControlまたはSmart Remote 4を使用してモニタリングの対象を特定のUltimatteユニットに切り替える際は、ほぼ遅延ゼロでモニター出力がクリーンにスイッチングされ、チェーンを通過してモニターに表示されます。これにより、Ultimatteを追加したカメラを多数使用する場合でも、モニタリングを大幅に簡素化できます。
Ultimatte 12 HD Miniモデルは、SDIカメラコントロールをHDMIに変換する特殊な機能を搭載しています。これにより、ATEM SDIスイッチャーで、HDMI接続されたBlackmagic Pocket Cinema Cameraをコントロールできます。すべてのATEMスイッチャーはSDIを介してカメラコントロールを送信しますが、Ultimatteのこの機種はその信号をカメラ用にHDMIに変換できます。これを実行するには、Ultimatteの出力とスイッチャーの入力をSDIで接続し、スイッチャーのプログラム出力をUltimatteのSDI入力に接続し、さらにHDMIでカメラに接続します。その後、Ultimatteのユーティリティでカメラ番号を追加すると、カメラのカラーコレクター、タリー、リモート収録トリガーのコントロールが可能になります!また、ATEM Miniなどのスイッチャーと使用する際は、HDMIでカメラをコントロールできます!
Ultimatte 12の全機種には、MacおよびWindows対応のUltimatte Software Controlが無償で同梱されます。メインウィンドウには、機能ごとにメニューが複数セクションに分かれて配置されています。インターフェースはボタンや設定が多いので、複雑に見えるかもしれませんが、習得するのに時間はかかりません。各設定を直感的に移動し、実際に合成を構築しながら、短期間で使用方法を学べます。Ultimatte Software Controlはコンピューター上で起動するため、Ultimatte 12のフレームストアにアップロードできます!すべての設定およびスチルフレームはフラッシュメモリーに保存されるので、電源を切っても消えません。また、Ultimatte 12 4Kおよび8Kモデルは10Gイーサネットも搭載しており、ファイルをさらに高速でアップロードできます!
ウィンドウ上部のメニューボタンをタップして、調整する入力ソースを選択できます。また、基本のマットの調整に使用するマットを選択して、Ultimatte 12を設定できます。
このセクションでは、特定のUltimatte設定の選択、有効化、無効化が可能です。例えば、最も一般的なコントロールはリセットで、特定の設定をデフォルトに戻したい場合にこのセクションで使用できます。
インターフェースのこのセクションには、設定メニューの大部分が含まれています。例えば、フォアグラウンドのフレアコントロールを調整したい場合は、FOREGROUNDボタンをクリックし、次にFlare 1ボタンをクリックします。メインウィンドウのサイドコントロールフレアコントロールが表示されたら調整を実行できます。
このセクションでは、プリセットファイルの保存およびUltimatteの一部の設定を行えます。プリセットの保存はフォルダーアイコンをクリックするだけです!Ultimatte 12の異なるモデル間で設定をコピーすることも可能です。ステータスおよびコンフィギュレーションを表示するには、情報アイコンをクリックします。
Ultimatte Software ControlでコントロールしているUltimatteの全ユニットは、メインウィンドウ下部のステータスバーで確認できます。ネットワーク上で認識されたユニットアイコンのステータスは緑に点灯します。コントロールするために選択されたユニットアイコンは青く点灯します。
最も重要なコントロールのひとつで、Ultimatteのモニター出力に接続されたビデオモニターに表示されるイメージを決定します。モニター表示は、プログラム出力、フォアグラウンド入力、バックグラウンド入力、複合マットビュー、内部マットビュー、フィル出力から選択できます。
Ultimatte Smart Remote 4は、イーサネット経由で8台までのUltimatte 12をコントロールできる、タッチスクリーン式のリモートコントローラーです。モニターのカスケード接続と併用することで、ビデオルーターを追加せずに、最大8台のUltimatte 12を表示できます。Smart Remote 4は、物理的なボタンおよびノブを搭載しており、Ultimatte 12のパラメーターをより細かく調整できます。プリセットをすばやくロード・保存するためのボタン、Ultimatteの全パラメーターを完全にコントロールできるタッチスクリーンも搭載しています。ラック型のUltimatteのフロントパネルには、カスタムプリセットを呼び出すボタンもあります!また、簡単に使用できるテキストベースのUltimatteコントロールプロトコルで、カスタムコントロール・ソリューションを作成することも可能です。