1. スピーカーON/OFF
ボタンを押して、内蔵スピーカーでオーディオをモニタリング。
Blackmagic Studio Cameraは、様々なプロ仕様の放送用カメラアクセサリと使用できるので、プロダクションのニーズに合わせてカスタマイズできます。12Vの電源と三脚マウントを同梱していますが、テレプロンプターや外付けバッテリーなど、Blackmagic Designおよびサードパーティ製のさまざまなアクセサリも追加可能。アクティブ方式のMFTまたはEFレンズマウントは、幅広い高品質の写真用レンズに対応しています。放送業界で広く使用されているビデオおよびオーディオコネクターを搭載しているので、スイッチャーやプロ仕様のマイクを使用できます。また、マウントポイントにはレールやマットボックスなどを追加可能。このような点で、最も柔軟なスタジオカメラであると言えます!
EFレンズ
MFTレンズ
MFTおよびEFレンズマウントは、極めて幅広い高品質の写真用レンズに対応しているので、お手持ちのレンズも使用できます。写真用レンズは様々な焦点距離に対応しており、出演者にクローズアップができる超望遠レンズ、観衆のショットに最適な広角レンズ、低照明条件に強い高速レンズ、さらには、トラッキングショットを滑らかにできるスタビライズに対応したレンズなど、多様な種類があります。Studio Camera 6K Proは、アクティブ方式のEFレンズマウントを搭載しており、Canon、Sigma、Zeissなど様々なレンズを使用できます。4KモデルのMFTマウントは、Olympus、Panasonic、Sigmaの高品質コンパクトレンズに幅広く対応。
トークバックを使用することで、カメラオペレーターとスタッフが互いに連絡を取れるため、ライブプロダクションにおいて一丸となって、滞りなく作業を行えます。Blackmagic Studio CameraのProシリーズは業界標準の5ピンのXLRコネクターを搭載しているため、Sennheiser、Clear-Com、Beyerdynamicなどのプロ仕様のヘッドセットを使用可能。つまり、静かなスタジオ環境では片耳モデル、騒々しいコンサートやスポーツ会場ではノイズキャンセラー付きのヘッドセットを使用できます。Studio Cameraの全モデルは3.5mmヘッドセットコネクターを搭載しているため、スマートフォンによく同梱されているシンプルなヘッドフォンを接続可能。これにより、お手持ちのヘッドセットも使用できますが、将来的に放送用ヘッドセットにアップグレードすることも可能です。
Blackmagic Focus DemandとZoom Demandは、互換性のある写真用レンズのフォーカスとズームをカメラのボタンを探し回る必要なく調整できます。同梱のマウント用部品で三脚ハンドルに取り付けることで、三脚から手を離すことなく、ショットのフレーミングに集中できます。Focus Demandはアクティブ方式のMFTおよびEFレンズ、Zoom Demandは互換性のあるMFTおよびEFのパワーズームレンズで使用可能。また、Zoom Demandはカスタマイズ可能なボタンを搭載しているため、ズーム速度の微調整、トークバックの使用、6K ProではNDフィルターの設定ができます。Blackmagic Focus DemandとZoom Demandを使用すると、低コストのスチルレンズが高価な放送用レンズのように機能します!
Blackmagic Studio Cameraは、プロ仕様のオーディオ入力と高品質の収録機能が内蔵されているため、ファンタム電源用の機器やポータブルミキサーを持ち運ぶ必要はありません。Blackmagic Studio CameraのProシリーズは、48Vのファンタム電源を内蔵しているので、通常は個別のDC電源が必要なコンデンサーマイクを使用可能。また、ブームマイク、出演者用のマイク、ショットガンマイクなども使用できます。また、カメラのオーディオ入力をリンクすることもできるため、ピンマイクなどのモノマイクを接続して、収録したファイルの両方のチャンネルにマイクの音声を収録することも可能。タッチスクリーン・ビューファインダーは7インチと大型なので、オーディオレベルのモニタリングと調整が簡単に行えるため、ペースの早いライブプロダクションに最適です!
テレプロンプターを使用することで、出演者がカメラの前で安心してプレゼンを行うことができ、プロダクションにプロらしさを加えます。Blackmagic Studio Cameraに同梱されている三脚マウントではカメラにレールを追加できるので、出演者がカメラを見ながら原稿を読む必要がある際に、テレプロンプターを簡単に取り付けられます。高価な放送品質のスクリーンやミラーリグを使用できるだけでなく、小規模なセットアップの場合は、タブレットやiPad、スマートフォンを使う手頃で軽量のテレプロンプターを使用することも可能。また、HyperDeck Shuttleを接続すると、HDMIモニターをテレプロンプターとして使用でき、大型の内蔵サーチダイヤルで簡単に原稿をスクロールできます!
Blackmagic Studio Converterは、高額のSMPTEファイバーを使用したワークフローを低価格の同軸10Gイーサネットケーブル一本で実現できます。カメラのビデオ、プログラムリターン、タリー、トークバック、カメラコントロール、さらには電源のすべてが一本のケーブルで伝送されます。つまり、カメラが個別の電源を必要としないため、スイッチャーから遠く離れた場所にカメラを設置できます。スタジオ側で使用するBlackmagic Studio Converterには、複数のビデオ、オーディオ、トークバックのコネクターを搭載。SDIカメラの出力のひとつをスイッチャーに接続し、もう一方をHyperDeck Studioなどの個別収録が行えるレコーダーに接続し、クリーンフィードを収録できます。カメラ側では、一本のケーブルを接続するだけで準備は完了です!
ボタンを押して、内蔵スピーカーでオーディオをモニタリング。
LCDでモニタリングするソースを選択し、メニューを設定。
ビデオ、オンエア状況、ビデオフォーマット、イーサネットの状況、オーディオメーター、メニューを表示。
ヘッドフォンでのオーディオモニタリング用1/4インチオーディオジャック。
内部ソフトウェアアップデート用のUSBポート。
カメラのタリーを点滅させて、オペレーターや出演者とコミュニケーション。
コンパクトなサーチダイヤルで、メニューをスクロール。
ClearComやRTSなどのトークバックシステムと接続可能。
複数のカメラを同期するタイムコードを得るためのタイムコードジェネレーター接続。
業界標準のタリーおよびアナログオーディオ入力。
メインの12G-SDIカメラフィード。HDおよびUltra HDに対応。
90WのPoEでカメラを遠く離れた電源に接続できる10Gイーサネット。
カメラに給電可能なハイパワーの電源。
アップデートや設定を行うためにローカルネットワークに接続可能。
複数のカメラのリファレンスに使用する同期ジェネレーター接続を内蔵。
オーバーレイに対応した専用の3G-SDIモニタリング出力。
プログラムリターン入力。1つはカメラLCD、もう1つはカメラHDMI出力。
Blackmagic Studio Cameraは多様な三脚を簡単に取り付けられ、スタジオまたはロケ先で使用するクレーンなどにも対応。同梱の三脚マウントによりセットアップが簡単になり、一般的なビデオ三脚ヘッドにスライドさせるだけで取り付けられます。2つのマウント用の穴も付いているため、テレプロンプターなどの重量のあるアイテムを取り付けるレールをオプションで取り付け可能。Studio Cameraの底部に搭載された2つの1/4インチマウントポイントでは、クイックリリース・プレートに取り付けられます。3/8インチマウントポイントではハイエンドの放送用台座にカメラを設置できます。標準的なビデオ三脚は可搬性に優れ、放送用の撮影をするために、ロケ先ですばやくセットアップでき、台座はスタジオ内でカメラをスムーズに移動させることができます。
Blackmagic Studio Cameraでは、スタジオでも、ロケ先でも制作のニーズに合わせた給電方法が選べます!全機種にロック式の12V DC電源が搭載されており、Proシリーズには4ピンのXLR放送電源が付いているので、12V–18Vの外付け電源を使用可能。両方の電源を接続して、冗長性を持たせることもできます!スタジオ内での終日の撮影にはACを主電源に接続し、電源のないロケ地での撮影では、4ピンのXLR電源コネクター、またはロック式電源コネクターで12Vバッテリーに接続するだけです。Blackmagic Studio Converterを使用している場合、一本のイーサネットケーブルでカメラの給電とすべての信号を扱えます!