Blackmagic MultiDock 10Gは、高度なSSDドック。4枚のSSDに1本の高速10 Gb/sのUSB-C接続でアクセスできます。民生用の安価なアダプターと異なり、Blackmagic MultiDock 10Gは映画・テレビ業界向けに設計されており、ラックマウント式のデザインです。また、各ディスクに個別のSATAドライバーチップを搭載しているため、超高速のデータ転送速度を実現。このため、エディター、カラリスト、オンセットのメディア管理に最適な製品です。HyperDeck ExtremeでSSDを使用したい場合にも適しています。Blackmagic MultiDock 10Gはプロの使用に必要な堅牢性を備えています。
取扱販社安価なSSDドッキングケーブルとは異なり、Blackmagic MultiDock 10Gはコンパクトな1Uラックサイズで、全体が金属製です。また、あらゆるプロ仕様のラックにマウント可能。各ディスクスロットに搭載されたアクセスインジケーターが光るので、アクセスされているディスクが瞬時に分かります。修理できるように設計されているため、各スロットのソケットコネクターを交換できます。MacまたはWindowsのUSB-Cコネクターに接続するだけで使用できます。ソフトウェアをインストールする必要はありません。リアパネルには、2つのUSB-Cコネクターとスライドスイッチを搭載。このスイッチで、単一のUSB-C接続で4つのディスクスロットを使用するか、各USB-C接続にそれぞれ2つのディスクスロットを分けて使用するか切り替えられます。また、内蔵のAC電源は、4枚のSSDまたはハードディスクを同時に扱うのに十分な電源を供給します。
Blackmagic MultiDockは4枚までの2.5インチSSDをサポートしているため、収録したディスクから直接編集を行うことも可能!SSDを挿入するだけで、Mac OS XまたはWindowsコンピューターに、通常のハードディスクのようにマウントされます。Blackmagic MultiDockは、4つの独立したディスクスロットを搭載しているので、撮影したすべてのメディアを同時にマウントできます。Blackmagic MultiDock 10Gは、URSA Mini Pro SSD Recorderで収録されたメディアにアクセスするのに最適。また、HyperDeck Extreme 8KにSSDとの互換性を追加することもできます。Blackmagic MultiDock 10Gと併用すると、他のHyperDeck Studioモデルとディスクを共有できます。複数のディスクを同時にストライピングして、超高速RAIDアレイを実現することも可能です!
ソリッド・ステート・ディスク(SSD)は、非常に高速かつ大容量なため、テレビ制作に最適なストレージソリューションです。メモリーベースのストレージは、機械的な時間差が生じることなく瞬時にアクセス可能で、1枚のSSDでイベント全体または映画撮影のすべてを収録してもディスクアレイと比較してはるかに高速です。つまり、巨大なビデオファイルに必要な速度で、信頼性が高い高速収録が実行できます。Blackmagic MultiDock 10Gは、あらゆるメーカーの2.5インチSSDを接続できます。低コストで大容量のバックアップが必要な場合、標準的な2.5インチのラップトップハードディスクを使用することも可能です。何より、必要なドライバーがオペレーションシステムに内蔵されているので、追加のソフトウェアを使用する必要がありません。
Blackmagic MultiDockは、高度なUSB-Cテクノロジーを採用しているため、ケーブル1本でコンピューターへ接続でき、転送速度は最大10 Gb/sに及びます。これは、HyperDeck Extreme 8Kからの8KのH.265ファイルなど、最高解像度のビデオフォーマットを簡単に扱えるバンド幅です。MultiDockは、各ディスクスロットに完全に独立したディスクチップを搭載しているので、SATAバンド幅により遅延が発生することはありません。単一のUSB-Cで4枚すべてのディスクに接続できるだけでなく、Blackmagic MultiDock 10Gの1つ目のUSB-Cコネクターで2枚のディスク、2つ目のコネクターで他の2枚のディスクを接続できます。これは、コンピューター2台を使用する場合や高速化に最適です。
民生用のディスクアレイとは異なり、Blackmagic MultiDockは全体が金属製のコンパクトで堅固な1Uラックサイズ。機材ラックにすばやく設置できます。電源が内蔵されているため、ラップトップのバッテリーを使用せずに、RAID構成での使用に必要な4枚の高性能ディスクを同時に稼働するのに十分な電源が得られます。Blackmagic MultiDock 10Gは、ほとんどのOSに内蔵されているRAIDソフトウェアもサポートしているため、必要に合わせてディスクアレイをカスタマイズできます。また、各ディスクスロットに搭載された、魅力的なアクセスインジケーターが光るので、アクセスされているディスクが瞬時に分かります。
SSDは極めて高速なため、編集に必要な速度を得るためにRAIDアレイを使う必要はありません。つまり、最大4枚のメディアディスクをDaVinci Resolve、Final Cut Pro X、Premiere Pro CC、Avid Media Composer、Autodesk Smokeなどの編集ソフトウェアに追加できます。Blackmagic MultiDock 10Gは、バックアップにも最適。HDDをスロットに挿入して、ディスクに直接バックアップできます。HDDはラップトップに使用されており、極めて大容量で低価格です。HyperDeck Extremeで作業をしている場合、Blackmagic MultiDock 10Gを追加すると、SSDが使用できるようになり、他のHyperDeck StudioモデルとSSDを共有できます。
Blackmagic MultiDock 10Gは、HyperDeck Extremeのリアパネルの「EXT DISK」とラベルのついた高速USB-Cポートに接続します。MultiDockをEXT DISKポートに接続すると、SSDが認識され、収録を開始します。2台のHyperDeck Extremeが並べてマウントされている場合、2チャンネルモードに切り替えて、各HyperDeckで2枚のディスクを使用することも可能です。つまり、1台のMultiDockの各チャンネルに1台ずつコンピューターを接続して同時に2台を使用できます。あるいは、複数のラックマウントサーバーが同じMultiDockにアクセスできます。MultiDockにSSDが挿入されると、HyperDeck Extremeのオンスクリーンメニューに表示され、収録・再生用に選択できます。
大型施設では、Blackmagic MultiDockを使用することで、ディスクを取り出して、持ち運ぶだけでメディアディスクを簡単に移動できます。ファイルをコピーする必要がなく、複雑なネットワークストレージも必要ありません。つまり、クライアントの要望に合わせて、ワークフローの変更や移動が可能です。さらには、ジョブを編集室からDaVinci Resolve専用のカラーコレクションルームへと移動させ、さらにクライアントが作品を確認する際には、シアタースタイルの大きな部屋へと移動させることも可能です。メディアを瞬時に取り出せるため、ケーブル類で煩雑になった機器を使用する必要がなく、機材ラックの前面からディスクをいつでも使用できます。