レイク・メアリー教会でBlackmagic Designのライブプロダクション・ワークフローを使用
1,200席の最先端の講堂で、マスターコントロールにATEM Constellation 8Kを使用
東京、日本 - 2024年10月28日 (月) - Blackmagic Designはこの日、フロリダ州のレイク・メアリー教会および、同教会の最先端の講堂で、Blackmagic Designのライブプロダクション・ワークフローが使用されていることを発表した。同ワークフローでは、ATEM Constellation 8KライブプロダクションスイッチャーおよびATEM 1 M/E Advanced Panelがマスターコントロールの中心となっている。また、教会内にはBlackmagic URSA Broadcast G2カメラおよびPocket Cinema Camera 6Kデジタルフィルムカメラが配置されており、レイク・メアリー教会は、これらのカメラを使用して、毎週約2,200名の信者に対してテレビ番組のような礼拝を提供している。
オーランドに位置するレイク・メアリー教会は、最近、300人収容のレンタルスペースから1,200人収容の講堂にアップグレードした。Proton Globalのリッキー・ペリンチーフ(Ricky Perinchief)氏は、ロビーにある約20×2.5メートルの曲面スクリーン、IMAGおよび礼拝中のデジタルサイネージ用の5つの異なるスクリーン、聖域ステージのLEDフロアなど、およそ2,100平方メートルのキャンパス全体に、最先端のテクノロジーを導入した。コントロールの中心となっているのが、ATEM Constellation 8Kと、ATEM 1 M/E Advanced Panelである。
「ATEM Constellation 8Kは、基本的にあらゆるものの仲介となっています。マスターコントロールとして使用しているので、スタッフは施設内のすべてのカメラフィード、すべてのテレビやディスプレイ、そしてすべてのデジタルサイネージを見ることができます。」ペリンチーフ氏は語る。「聖域のあらゆる場所にカメラを設置しているので、40系統の12G-SDI入力を搭載していることが鍵となりました。」
また、レイク・メアリー教会では5台のURSA Broadcast G2を使用している。そのうち2台は講堂の正面にある特注のスチール製カメラポールに設置され、他の2台はPTZヘッドに、最後の1台は特注のレールに設置されている。このセットアップにより、完全なリモート設定が可能となっている。
「URSA Broadcast G2をPTZ環境に合わせてカスタマイズすることで、カメラコントロールやタリー機能、さらにレンズコントロールをフル活用できます。」ペリンチーフ氏は続ける。「特注のレールに載せたカメラでは、カメラフィードをスイッチャーに接続するためのケーブル管理にプーリーシステムを使用しています。リグに給電するための120Vプラグを組み込んだので、バッテリーや、その他のワイヤレストランスミッターシステムに頼らなければならないという制約がありません。」
「ジンバルスタビライザーを使用して、Pocket Cinema Camera 6Kとダブルハンドルアクセサリーキット、給電用のVマウントバッテリーをワイヤレスのリグに組み込みました。これは私たちのお気に入りのカメラで、講堂、ステージ、ロビーに持ち運んで使用していますが、どこで使用しても、常に一貫したクリアで信頼性の高いイメージが得られます。また、ステージの上からのアングルを撮影するために、Micro Studio Camera 4K G2も設置しています。」
教会内で撮影した映像はATEMを介してルーティングされ、マスターコントロールでモニタリングされる。60fpsの2160p解像度という教会のニーズに対応するため、ビデオケーブル配線には12G-SDIおよび光ファイバーが使用されており、ラックサイドでBlackmagic Camera Fiber Converter、 ATEM Talkback Converter 4K、Mini Converter Optical Fiber 12Gを使って変換されている。
「レイク・メアリー教会のシャディ牧師は、高品質の放送の価値を理解しており、信徒たちに最高級の経験を届けるために、方程式から何かを省くようなリスクは冒したくなかったんです。」ペリンチーフ氏は続ける。「結果として、教会には『The Voice』のようなメジャーなテレビ番組で見られるような印象的な曲面スクリーンとLEDフロアが設置され、Blackmagic Design製品がその中心となっています。」
「教会のあらゆる場所で、コンバーターからカメラ、そしてその間のワークフローのすべてのステップにおいて、Blackmagic Designに大きく頼っています。あらゆる経験レベルのボランティアスタッフにとって最適な、実証済みの技術だと思います。また、Blackmagic Designの機材はオープンソースであるため、オートメーションを重視するレイク・メアリーのような教会でも、リモートで管理しやすいですね。」ペリンチーフ氏は最後こう結んだ。
フォト
ATEM Constellation 8K、ATEM 1 M/E Advanced Panel、URSA Broadcast G2、Pocket Cinema Camera 6K、Blackmagic Micro Studio Camera 4K G2、Blackmagic Camera Fiber Converter、ATEM Talkback Converter 4Kおよびその他のBlackmagic Design製品の写真はこちらwww.blackmagicdesign.com/jp/media/images/
会社概要
Blackmagic Designは、映画、ポストプロダクション、放送業界に向けて世界最先端のビデオ編集製品、デジタルフィルムカメラ、カラーコレクター、ビデオコンバーター、ビデオモニタリング、ルーター、ライブプロダクションスイッチャー、ディスクレコーダー、波形モニター、リアルタイム・フィルムスキャナーを開発している。Blackmagic DesignのDeckLinkキャプチャーカードは、その品質と価格で放送業界に革命をもたらした。また、エミー™ 賞を受賞したDaVinciカラーコレクションシステムは、1984年以降、テレビ、映画業界の中心となっている。Blackmagic Designは、現在も6G-SDI、12G-SDI製品、ステレオスコピック3D、Ultra HDワークフローなどの独創的な革新を続けている。世界をリードするポストプロダクションエディターやエンジニアにより設立されたBlackmagic Designは、現在アメリカ合衆国、イギリス、日本、シンガポール、そしてオーストラリアにオフィスを構えている。詳細はwww.blackmagicdesign.com/jp
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