Kunziteのミュージックビデオ「Frosty」、URSA Mini Pro 12KおよびPocket Cinema Camera 6K Proで撮影

カリフォルニア州フレモント 2021年8月16日 - Blackmagic Designはこの日、バンドKunziteのミュージックビデオ「Frosty」の撮影にURSA Mini Pro 12KおよびPocket Cinema Camera 6K Proデジタルフィルムカメラが使用されたことを発表した。DaVinci Resolve StudioおよびDaVinci Resolve Speed Editorも、ポストプロダクションにおいてフッテージの整理およびカラーグレーディングに使用された。

Kunziteは、ラタタットのプロデューサー/マルチ・プレーヤーのマイク・ストラウド(Mike Stroud)とWhite Flightのアグスティン・ホワイト(Agustin White)による音楽コラボレーション。同ミュージックビデオは、プリースト・フォンティーン・バテン(Priest Fontaine Batten)氏がディレクター兼共同プロデューサー、ミア・ウッドラフ(Mea Woodruff)氏とホワイト氏が共同プロデューサー、バテン氏が撮影監督を務め、ジョーイ・”ブレード”・グラツィアーノ(Joey “Blades” Graziano)氏がローラーブレードでのカメラ撮影、バテン氏、ホワイト氏、映像作家のトリスタン・シーニウク(Tristan Seniuk)氏がポストプロダクションを手掛けた。カリフォルニア州の著名なベニスビーチで撮影された同作は、女性サーファーと、女性により立ち上げられたオープンなスケートボーダー共同体であるGRLSWIRLのアスリートを含む、女性スケートボーダーをメインとしている。

「各出演者の真の個性とアスリートのスキルを紹介したいと考えていました」とバテン氏は説明する。「各アスリート独自の動きが個性的で素晴らしいので、楽曲のそれぞれの箇所とその動きのエネルギーをマッチさせたいと思いました。」

バテン氏とグラツィアーノ氏は2台のURSA Mini Pro 12Kをメインに、1台のPocket Cinema Camera 6K Proをベニスビーチ・スケートパークでの撮影に使用した。Pocket Cinema Camera 6K Proは可能な限りシンプルにして機動性が高められた。また、内蔵NDフィルターにより、撮影中にすばやく簡単に調整が行えたと語る。

バテン氏は続ける。「楽曲はユニークな箇所や変化に満ちているので、編集に面白みを加えるために、様々な動き、アングル、フレームレートを使用しました。そういった面で、URSA Mini Pro 12Kの解像度とフレームレートのオプションは素晴らしいですね。解像度が高いので、ポストプロダクションでリフレーム、クロップ、スタビライズを実行できただけでなく、ズームも追加できました。」

また、手頃な価格のカメラを複数使用したので、撮影で高フレームレートを試すことができたとバテン氏は語る。「URSA Mini Pro 12Kでは240fpsの4Kという途方もない設定で撮影できます。また、非常に美しいショットが得られます。一部のショットは、ジョーイが24fpsまたは48fpsで撮影し、私が120〜240fpsで実験的なショットを撮影しました。」と同氏。「低価格のシネマカメラを使用する利点は、2台目や3台目のカメラを撮影に使用できることです。各アスリートに費やせる時間が限られていたので、2台で撮影できたことには助けられました。」

「何年にも渡ってBlackmagic Designのカラーサイエンスを愛用しているのですが、この新世代のセンサーはさらに良くなりましたね」とバテン氏は続ける。「URSA Mini Pro 12Kでは、非常に美しいフィルムルックが得られます。また、カメラはPLマウントを搭載しているので、古いスーパー16レンズをアダプターを使用せずに装着して、4Kや6Kを撮影できます。本作ではレトロなフィルムのようなルックを目指していたので、これは大きなボーナスでした。DaVinci Resolve Studioを使用したカラーグレーディングで、トリスタンがそのルックをさらに微調整しました。」

シーニウク氏によると、同作では典型的な南カリフォルニアの空気感を創り出すように作業したという。「日中の直射日光のもとで撮影したので、DaVinci Resolve StudioのHDRカラーホイールは、ハイライトとシャドウのリカバリーに大変役立ちました」と同氏は語る。

「カットページのソーステープ機能を使用したのは今回が初めてだったのですが、数日分のフッテージを極めて高速に扱えます。これは、DaVinci Resolve Speed Editorを使用するとさらに高速化できます。DaVinci Resolve Speed Editorのサーチダイヤルは超高精度で、ボタンは直感的に使用できます。しかし、最大の利点は大きな編集デスクを使用せずに作業ができることです。膝の上にDaVinci Resolve Speed Editorを置いて、ラップトップでフッテージを確認しながら、使用するカットを選択できるのは素晴らしいですね」と同氏は締めくくった。

フォト

URSA Mini Pro 12K、Pocket Cinema Camera 6K Pro、DaVinci Resolve Studio、DaVinci Resolve Speed Editorおよびその他のBlackmagic Design製品の写真はこちらwww.blackmagicdesign.com/jp/media/images

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