オーストラリア発の新作SF映画「QUANTA」、 撮影とグレーディング にURSA MINI PROとDAVINCI RESOLVEを使用

カリフォルニア州フレモント - 2019年8月15日 - Blackmagic Designはこの日、新しいSF映画「Quanta」がすべてURSA Mini Proで撮影され、DaVinci Resolve Studioでグレーディングされたことを発表した。

同作品は、メルボルンを拠点とする新しい映画制作会社/フィルムコレクティブ、Raygunによる初の世界配給作品のひとつで、米国を含む国々で8月から配給が開始される。メルボルンで撮影された「Quanta」は、無気力な物理学者と傲慢な大学院生が宇宙から未知の信号を受信し、その中に膨大な情報を発見するも、前代未聞のリソースを扱う上で理想が衝突する姿を追う物語。

同作品の監督を務めたのは、オーストラリア人映画制作者のネイサン・ダルトン（Nathan Dalton）氏。同氏は多くの短編映画やミュージックビデオ、企業ビデオを制作・監督しており、数々の賞も受賞している。ダルトン氏が同じく映画制作者であるサミュエル・ボールチ（Samuel Baulch）氏、ジェシー・オブライエン（Jesse O’Brien）氏、クリスチャン・ディアレッシ（Christian D’Alessi）氏、サシャ・ダルトン（Sasha Dalton）氏らと創立したRaygun Filmsは、これまでにもDaVinci Resolveを含む様々なBlackmagic Design製品を使用して、数々の映画を完成させている。

メルボルンで行われた「Quanta」の撮影では、ダルトン氏は同作品における唯一のカメラとして、URSA Mini Proを使用した。同氏は、謎の宇宙信号から感じられる悪い予感と、メルボルンの活気あふれるシティライフの両方を映像に収めようと考えた。「この作品では、全体的に暗さと不穏な雰囲気を作り上げたいと思っていました。それを見た人が、目に見えない何かがそこにあると感じるような映像です。低照明を多用し、さらにResolveで作成したLUTをURSA Mini Proで適用して、青と緑を多く取り入れました」と、ダルトン氏は言う。「高品質のSFイメージを低コストで作成する必要がありました。URSA Mini Proのおかげで、画質に妥協せずに映像を作成できました。」

同作品では、暗いイメージや不穏なイメージ以上のものが表現されている。ダルトン氏と制作チームにとって重要だったのは、メルボルンの色彩とエネルギーを捉えることだった。つまり、多様な色彩が交錯する、混雑した場所を撮影する必要があったのだ。

「2つのまったく異なるシーンで、URSA Mini Proのカラーサイエンスとダイナミックレンジが非常に際立ちました。1つは、主人公が暗い部屋を歩いていると、コンピューターの信号が彼の脳に直接送信されるシーンです。その対極として、パブで催されたトリビアパーティーのシーンでは、20〜30人のエキストラを使用し、実に豊富で多彩なカラーを撮影しました。URSA Mini Proでは、低照明条件でもすべてのディテールを捉えることができ、トリビアパーティーでは照明や肌のトーンの温かみを引き出すことができました。このカメラのカラーサイエンスは本当に素晴らしいです」とダルトン氏は説明する。

「Quanta」のカラーコレクションとLUT作成は、DaVinci Resolve Studioで行われた。

「作品のルックと雰囲気に取り組んだ際は、Resolveで初期的なLUTを作成し、悪い予感を表現する上で必要な繊細な青と緑を含むグレードを完成させました」と同氏は続ける。「URSA Mini ProとResolveを併用するワークフローは、この上なくシンプルでした。RAWで撮影したフッテージをそのままResolveに取り込めたので、トランスコード作業に時間やお金を費やす必要がありませんでした。」

DaVinci Resolveは、Raygunが手がける他の映画やプロジェクトでも使用されている。「Blackmagic Designは、時代を変える企業です。撮影やポストプロダクションを低コストで実現でき、品質に妥協する必要がありません。私たちはハリウッド級の映画を制作しています。自分たちの映画制作会社を創立・運営する上で、Blackmagic Designの存在は欠かせませんでした」とダルトン氏は結んだ。

フォト

URSA Mini Pro、DaVinci Resolve Studioおよび他のBlackmagic Design製品の写真はこちら www.blackmagicdesign.com/jp/media/images

会社概要

Blackmagic Designは、映画、ポストプロダクション、放送業界に向けて世界最先端のビデオ編集製品、デジタルフィルムカメラ、カラーコレクター、ビデオコンバーター、ビデオモニタリング、ルーター、ライブプロダクションスイッチャー、ディスクレコーダー、波形モニター、リアルタイム・フィルムスキャナーを開発している。Blackmagic DesignのDeckLinkキャプチャーカードは、その品質と価格で放送業界に革命をもたらした。また、エミー™ 賞を受賞したDaVinciカラーコレクション システムは、1984年以降、テレビ、映画業界の中心となっている。Blackmagic Designは、現在も6G-SDI、12G-SDI製品、ステレオスコピック3D、Ultra HDワークフローなどの独創的な革新を続けている。世界をリードするポストプロダクションエディターやエンジニアにより設立されたBlackmagic Designは、現在アメリカ合衆国、イギリス、日本、シンガポール、そしてオーストラリアにオフィスを構えている。詳細はwww.blackmagicdesign.com/

