「ZOMBIE REPELLENT」、 BLACKMAGIC 製カメラと BLACKMAGIC CLOUDで制作

  同ホラー映画の制作、DaVinci Neural Engine   のフィルムルック・クリエイター、UltraNR、フェイス修正を使用。

東京、日本 - 2025年2月3日 (月) - Blackmagic Designはこの日、New Zealand Sons Filmの新作「Zombie Repellent」の制作に、DaVinci Resolve Studio、Blackmagic Cloud、Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K G2デジタルシネマカメラが使用されたことを発表した。同作のポストプロダクションの過程では、「フェイス修正」や「UltraNRノイズ除去」などの多数のDaVinci Neural EngineのAIツールが使用された。

同作は、ホラーとロマンチックコメディを融合した作品で、チャド・マーレン（Chad Malen）氏とオリビア・ローズ（Olivia Rose）氏が主演を務めている。New Zealand Son Filmsの共同創始者であり、父と子であるショーン・キング（Sean King）とテイラー・キング（Taylor King）の両氏が制作した本作は、近日中に劇場および配信サービスにて公開予定。

両氏は、共同で同社の19本の映画すべての脚本、監督、製作を手掛けており、Amazonプライム、Apple TV、Tubi、Flix、Plex、その他16プラットフォームで160ヶ国において上映されている。

監督と撮影監督を兼任したテイラー・キング氏は、Pocket Cinema Camera 6K G2を用いてアナモルフィックで3週間かけて同作を撮影した。また、Pocket Cinema Camera 6K G2には、Laowa 35mm Nanomorphアナモルフィック1.5xレンズが取り付けられた。

プリプロダクションにおける現場でのLUTの作成を含め、制作全体を通してDaVinci Resolve Studioが使用された。

ショーン・キング氏は、DaVinci Resolve Studioを用いて同作のトーンを決めた方法について以下のように説明する。「新作を制作するたびに、様々なルックを試したいと思っています。本作は、典型的なロマンチックコメディのように始まりますが、10分が経過する頃には、劇的に異なる方向にこの二人の物語は展開します。その部分で、Resolveの新しいAI機能である『フィルムルック・クリエイター』を使用して、ロマンティックコメディから、作品の残りの部分で使用される、より彩度が低く、粒子の粗いルックに変えました。『オズの魔法使』が白黒からカラーに変わるほど劇的なものではありませんが、そのワンショットで、映画のトーンが変わっていることは間違いなく感じられます。」

同社の制作においては、Blackmagic Cloudが重要な役割を果たしている。作業が能率的になり、場所を問わず、世界中の才能溢れるアーティストと仕事を行えるという。本作の編集はシカゴで、音響とカラーコレクションはDaVinci Resolve Studioを用いて米国の別の州に拠点を置くアーティストにより行われた。

ショーン・キング氏は以下のように説明する。「各撮影日の終わりに、撮影時に収録されたオーディオとBRAWビデオでタイムラインを作成しました。Resolveは瞬時にバックグラウンドでプロキシの作成を始め、撮影時のオーディオと共にCloudにアップロードし、カラリストやオーディオエディターは、作業に必要なフッテージを数分で受け取ることができました。通常2時間以内に、丸一日分の映像がダウンロードされ、すべてのワークステーションで利用できるようになりました。」

同氏は続ける。「世界中の作曲家、カラリスト、サウンドデザイナーと場所を問わずコラボレーションでき、それらのアーティストはすぐにデイリーを確認できます。異なる州でサウンドデザインとカラーコレクションがResolveを使用して行われますが、これらの変更は即座に更新され、セッションを開いた人にダウンロードされます。この機能は、本当にゲームチェンジャーとなっています。」

同作の制作において欠かせなかったDaVinci Resolve Studioのツールは、DaVinci Neural EngineのAIによる「フェイス修正」フィルター、「UltraNRノイズ除去」、「フィルムルック・クリエイター」、「音声分離」などだったという。

「DaVinci ResolveのAIツールは、正にAIがあるべき姿です。創造性を発揮するための時間がより多く得られることを目的に作られており、創造の過程自体を乗っ取ったり、もっと悪い場合には、私たちが一生懸命作成したものを盗んだりするためのものではありません」と同氏は続ける。「本作は夜間を舞台にしており、カメラが対応している限界値の低照明で撮影したので、『UltraNR』には本当に助けられています。『フェイス修正』では、俳優の顔の気になる箇所やメイクの異なる箇所を修正できました。面白いことに、ゾンビには逆の方法で使用し、より恐ろしいルックにしました。」

同氏は続ける。「各ショットで使用したNeural Engineの機能は『音声分離』です。非常に低い設定でも、アーチファクトが生じることなく雑音を十分に除去でき、より高い設定では、数年前では諦めるしかなかったオーディオを使用できるようにします。」

全く異なるジャンルの撮影を手掛けてきた同社は、能率性を維持するためにDaVinci Resolve Studioに頼っているという。

ショーン・キング氏は以下のように説明する。「弊社にとって最大のブレイクスルーの一つであり、Resolveの使用を開始したのは2年前で、これはResolveのカラーマネージメント・ワークフローを発見した時です。これにより、様々なプロジェクトにおいて、異なるルックを得るための可能性が無限に広がっています。昨年新たに追加された『ColorSlice』と『フィルムルック・クリエイター』により、同じカラーマネージメント・パイプラインとノードツリーでジャンル間を移行できるようになり、通常のカラーコレクションのワークフローを変えることなく、限りない数のルックを作成できるようになりました。」

「過去5年間、Resolveを使用してきて分かったことは、Resolveは絶えず進化を続けるソフトウェアであり、新しいツール機能が数ヶ月ごとにリリースされるということです。毎週YouTubeを検索して、カラリストからのアドバイスやチュートリアルを探し、新機能を確認し、そこから学んだことを自分のワークフローに導入しています」と同氏は締めくくった。

フォト

Pocket Cinema Camera 6K G2、DaVinci Resolve Studioおよびその他のBlackmagic Design製品の写真はこちらwww.blackmagicdesign.com/jp/media/images/

会社概要

Blackmagic Designは、映画、ポストプロダクション、放送業界に向けて世界最先端のビデオ編集製品、デジタルフィルムカメラ、カラーコレクター、ビデオコンバーター、ビデオモニタリング、ルーター、ライブプロダクションスイッチャー、ディスクレコーダー、波形モニター、リアルタイム・フィルムスキャナーを開発している。Blackmagic DesignのDeckLinkキャプチャーカードは、その品質と価格で放送業界に革命をもたらした。また、エミー™賞を受賞したDaVinciカラーコレクションシステムは、1984年以降、テレビ、映画業界の中心となっている。Blackmagic Designは、現在も6G-SDI、12G-SDI製品、ステレオスコピック3D、Ultra HDワークフローなどの独創的な革新を続けている。世界をリードするポストプロダクションエディターやエンジニアにより設立されたBlackmagic Designは、現在アメリカ合衆国、イギリス、日本、シンガポール、そしてオーストラリアにオフィスを構えている。詳細はwww.blackmagicdesign.com/jp

